中居正広、ラジオで「Song of X’ smap」流さず…SMAP楽曲リレー

SMAPの中居正広(44)がパーソナリティを務めるラジオ番組『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送)が25日に放送された。直近で、木村拓哉や稲垣吾郎らSMAPメンバーが自身のラジオ番組で、楽曲「Song of X’ smap」を流しており、この日、中居が流せばこの“楽曲リレー”は「コンプリートする」とファンの間で話題となっていたが、最後まで聴くことは叶わず。ファンは残念がるとともに「中居らしさ」を感じ取っている。
25日は、午後7時からbayfmで香取慎吾と草なぎ剛がパーソナリティを務める『SMAP POWER SPLASH』(パワスプ)が放送され、それをリレーするかのように午後8時半からニッポン放送で『中居正広のSome girl’ SMAP』(サムガ)が放送された。
クリスマス当日の放送となったこの日、香取と草なぎのラジオ番組『パワスプ』では、SMAPが2005年にリリースした「友だちへ~Say What You Will~」の2曲目に収録されているクリスマスソング「Song of X’ smap」を選曲。この日までに放送されていた文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』、TOKYO FM『What’s海賊団 木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』でも同様に「Song of X’ smap」が流されていた。
そのため、リスナーからは「流れたー!」「Song of X’smap♪ 何回泣かせるんだよ、この歌で」「今週メンバーのラジオで何度も何度も何度も聴いたこの曲。またSMAPで歌ってね。お願いサンタクロース」などと続々と歓喜の声が挙がった。
同時に、「中居君のラジオでこの曲が流れたら、SMAPのラジオ全番組で流れたことになる」「サムガで流れたらコンプリート」との声が続々と寄せられ、「パワスプ」が終了し、およそ30分後に始まる「サムガ」への期待感を強めていた。
番組が始まり、野球の話などをいつものテンションで語っていく中居。序盤にSMAP楽曲の「KANSHAして」を流し、期待のボルテージは一気に高まった。
年内限りでの解散を発表しているSMAP。メンバー5人のラジオ番組は、木村を除く4人の番組名が変更されることが発表されている。そのため、メンバー5人が等しく「Song of X’ smap」を流すことを確認することで、不安や葛藤を吹き飛ばしたいとの思いがファンの中にはあったと推測される。
ところが、およそ30分の放送中、中居は最後まで「Song of X’ smap」を流すことはなく、リスナーからは「X’ smap、流れなかったのね…」「X’ smapコンプリートならずか」「なんだろう、この残念感」などと肩透かしを喰らった心境が続々とツイッターに投稿された。
この日の中居は、「Song of X’ smap」に限らず“クリスマス”感を完全に排除した放送をおこなった。そのため、ファンは、通り一遍のニーズには応えようとしない中居の“らしさ”を感じ取ってもいるようだ。
ツイッター上には、ファンから「コンプ期待したけど、なんか肩の力抜けて笑っちゃう」「こういう時に流さないサムガ。なんともサムガらしい」「さすが中居くん、クリスマスなんて完全スルーだった。らしいわあ」「さすが天の邪鬼」「らしいと言えば中居くんらしいね!」などと脱帽するコメントが続々と投稿された。
シチュエーションに左右されない“中居らしさ”を楽しみ、感嘆する心境が寄せられている。
中居の『サムガ』は31日午後11時からの放送が年内最後。次回からは『中居正広 ON&ON AIR』と名称変更して放送される。
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