「アナ雪」の記録を更新した星野源「恋」

 音楽にも“逃げ恥”効果――。音楽配信大手のレコチョクは21日、「レコチョク週間ランキング」を発表。高視聴率を記録したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌で、主演を務めた星野源が歌う「恋」(2016年10月11日配信開始)が10週連続の1位を獲得。2011年に「レコチョクシングルランキング」が発表されて以来、レコチョク史上最多連続記録を更新したことがわかった。

 この記録は、2014年の大ヒット作、ディズニー映画『アナと雪の女王』の日本版劇中歌、松たか子「レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)」の9週連続1位(2014年5月21日発表)という記録を、2年7カ月ぶりに更新したことになる。

 星野源「恋」は、星野自身が出演する、TBS系火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』主題歌。初回放送日である2016年10月11日に配信を開始、デイリーランキングでは初登場1位を獲得、週間ランキングでは10月19日発表のランキングで1位、その後、連続で1位を獲得している。

 ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(逃げ恥)は、契約結婚をした2人が同じ屋根の下で暮らすことから恋愛感情が芽生え…というストーリー。毎回、エンディングでながれる、「恋」のミュージックビデオで星野とダンサーが踊っている振り付けを、新垣結衣をはじめドラマ出演者がカバーして踊る”恋ダンス“も社会現象といえるほどの人気に。

 ドラマも第1話から右肩上がりで数字を伸ばし、最終回は、番組放送前から“逃げ恥”ロスの声がSNSを埋め尽くすなか、楽曲「恋」や“恋ダンス”の書き込みも多かった。年末にかけて、星野源は大型音楽番組への出演も続く。「恋」の記録更新にも期待の声が高まっている。

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