手術成功を報告する仮面女子の神谷えりな(撮影・桂 伸也)

手術成功を報告する仮面女子の神谷えりな(撮影・桂 伸也)

 仮面女子の神谷えりな(25)が17日に、地元の静岡県で、兼ねてから患っていた内斜視の手術を受け、無事に成功。21日には、その報告のための記者会見に応じ、術後の復調が順調である様子と、ファンや関係者らから受けた激励への感謝、そして今後の活動に向けた意気込みなどを語った。

 斜視は、眼球の方向(眼位)が、光が正常に入射してくる軸に対して常にずれる症状。神谷は、高2の春に後天的な内斜視を発症、一度手術をおこない回復した。しかし、今年9月に症状が再び現れ、大きな症状は出なかったものの、ステージでもわずかながら症状を発生させることも。そして、11月13日のステージを区切りとして手術に踏み切り、無事手術は完了、担当医師から「今回の手術で完全に大丈夫。もう(斜視に関して)手術をすることはない」との言葉を受けたという。

 神谷は「一回目とは違った不安があり、怖かったです」と今回の手術に際し新たな不安を抱いていたことを明かしながら「でもすごく周りのメンバーやスタッフ、そしてファンの方がたくさん応援してくださった。遠方の方も時間を作って直接会いに来てくださり『頑張ってね!』とエールを送っていただいたり、ツイッターやブログでも気持ちのこもった言葉を贈っていただいたり、そういう応援がたくさん私のところに届きました。また、先日の会見の記事を見て『私も斜視なんです』と同じ悩みを持った方が『手術を成功させて、私たちの希望になってください』と応援してくれる言葉も。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と涙を浮かべながら、手術に向けて受けた大きな激励に対し、心からの礼を述べた。

目には涙も(撮影・桂 伸也)

目には涙も(撮影・桂 伸也)

 まだ目は充血して痛みも続くが、自身で前回よりも痛みが引くのが早いと感じ「(担当の)先生の一言をいただいたので、今は不安はない」と、手術後の経過も順調の模様を明かした神谷。現在は来年1月にリリースされる最新シングルを何度も聴き覚えるなど、12月2日におこなわれるステージでの復帰に向けての準備も進めており「本当に今もどかしくて、早くステージに立ちたいという気持ちでいっぱいです」と現在の心境を明かす。また、発病の懸念として目の疲れなどのケアは行っていくものの、復帰後の活動については「(仕事をセーブする)予定はありません。今まで通りに出演していく予定です」と意気込みの程を見せた。

 また、今後の活動に関しては「私はあくまでも、個人より仮面女子としての活動をファーストとしていきたい。グループあっての私だと思っているし。仮面女子が一番大事、『仮面女子が神ってる!』って言われたいので、そういう部分で仮面女子としてもっと頑張っていきたい」と断言。

 一方、今年一年を振り返り「2016年は(手術のために)やりたかったことを半分くらいセーブした自分がいました。だからそれを来年は、全部詰め込んでやっていきたいです」と抱負を語り、記者から「それはできそうですか?」と問われると、神谷は笑顔で「やります!」と力強く返答、気合いの程を示した。(取材・桂 伸也)

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