関ジャニ∞の村上信五とマツコ・デラックスが共演する日本テレビ系『月曜から夜ふかし』が14日に放送され、村上扮するラッパーの「TAKATSU-KING」が話題に上がった。新曲「王様クリニック」の作詞・作曲を、歌手の久保田利伸が務めたことが明かされ、マツコは「インディーズで出すっていうなら私も協力する」と後ろ盾になることを示唆。ゲスト出演した久保田も「もう1曲書くよオレ」と前向きな姿勢を見せていた。

 大きなサングラスを着用し、王冠モチーフ付のキャップに特徴があるラッパー「TAKATSU-KING」。関ジャニのライブに登場し、同番組でたびたび話題として取り上げ、マツコがイジり倒してきたキャラクターだ。

 番組冒頭でその話題が取り上げられる中、関ジャニ∞のシングル「パノラマ」の通常盤に収録されている「TAKATSU-KING」の新曲「王様クリニック」が流された。

 これにマツコはミディアムなテンポで流れるサウンドに、「正しいっちゃ正しいんだけど、面白くない。なに急にマジ路線になってんのよ」とコメント。いきなりの路線変更に驚きの声を挙げ、今後の方向性に疑問を呈した。

 すると、村上は「作ってくださったのがね、作詞・作曲が、久保田利伸さんなんですよ」と明かすと、マツコは「マジ! 馬鹿じゃないの? お前もレコード会社もみんな馬鹿じゃないの!」と衝撃の事実に過激なツッコミを入れた。

 この日の放送には、久保田本人も出演。番組途中から隣に座った久保田に、村上は平身低頭で感謝を示したが、マツコは「お礼というより謝りなさい」と詫びを入れることを薦めつつ、「ダメよ、久保田さん、ダメよ、ちゃんとし過ぎててびっくりした」と、再び想定したサウンドと異なる新曲に驚いた心境を伝えた。

 村上は、自身に作詞・作曲したことが迷惑をかけていないか心配の声を挙げると、久保田はそれを否定したものの、「珍しい感じの話題にはなった」と独特の反響があったことを明かし、スタジオは爆笑に包まれた。

 久保田は「TAKATSU-KING」が今後どうなっていくのかを問いかける。これにマツコは、ソロアルバムの予定はないと返し、「アルバム収録曲、しかも3つあるパターンの村上バージョンみたいな、そういうお茶の濁し方をするのかっていう話よ」と、久保田に作詞・作曲してもらった以上、それなりの覚悟が必要ではないかとの見解を示した。

 その上で、マツコは「インディーズで出すっていうなら私も協力する」と太っ腹なところを見せると、その気っ風の良さにスタジオは驚きと歓声。重ねて「ガチでやるわよ」と米歌手のミッシー・エリオットを例に本気の気持ちを伝えた。

 これに久保田は感心したようにうなずき、「そうなって来たらね、もう1曲書くよオレ」と同調。久保田の前向きな姿勢を目の当たりにした村上は、「ノリ良過ぎますって」とツッコミを入れ、久保田に寄りかかりながら驚いていた。

 ラッパー・TAKATSU-KINGは、27日に放送されるテレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』(毎週日曜23時15分~)で音楽番組に初出演することが決まっており、久保田とのセッションも披露される予定。

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