GLAY(VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten)

GLAY(VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten)

<VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten>2日目レポ◇GLAY

HISASHI(VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten)

HISASHI(VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten)

 昨日に引き続き、「SUMMIT STAGE」にGLAYのメンバーが姿を表し、TERU(Vo)が「オーケー、みんな楽しんでいくぞ!」とシャウトし「デストピア」でこの日のステージをスタート。観客はペンライトを振り、会場が様々な色で彩られた。TERUもギターを下げ、カッティングとともに歌い上げる。凄まじい発破音とともに紙吹雪が舞い、立て続けに「Scoop」を披露。会場のボルテージも上がる。

 ヴァイオリンの音が鳴り響き、歓声が上がると「Freeze My Love」を演奏。TERUが「オイ! オイ!」と観客を煽り、JIRO(Ba)のマシンガンのように連打されるベースがバンドのテンションを更に高める。そのままTAKURO(Gt)とHISASHI(Gt)の掛け合いから、最新シングル「超音速デスティニー」になだれ込む。

 ここでTERUは「GLAYです! 今年21周年です。デビューするきっかけを作ってくれたのは、ご存じの通りYOSHIKIさんがライブに来て下さって。10人くらいの真っ黒なSPを連れて、神々しいオーラのある人でした」とデビューの経緯を語り、「hideさんがYOSHIKIさんに僕らのデモテープを勧めてくれてたんですよ。hideさんに感謝の気持ちを込めて1曲、カバー曲をやらせて頂きたいと思います」とhideさん作詞・作曲、X JAPANの「Joker」を演奏。

TAKURO(VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten)

TAKURO(VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten)

 TERUは「こんな素敵なイベントでしか果たせない、コラボを」とhide with Spread Beaverのキーボーディスト・DIEを呼び込んだ。DIEは「生きててよかった」と感動した様子でTERUに抱きついた。

 1998年までGLAYのサポートメンバーでもあったDIEについて、TERUは「98年までサポートしてもらってたんですけど、DIEさんはSpread Beaverで忙しくなって。でもね、DIEさんは色々気を使ってくれて。hideさんと話す機会も作ってくれて」と当時を振り返った。

 その中でhideさんが「『HOWEVER』を出した後に『HURRY GO ROUND』という曲は、GLAYの『HOWEVER』の詩と曲が凄く良くて、TERUの歌も感情を込めて歌っているのが伝わってくる。だから、俺もああいう曲が書きたくて『HURRY GO ROUND』を書いたんだ」と言ってくれて。それ以来、特別な曲になりました」とhideさんとのエピソードを明かし、1997年のバンド初のミリオンセラーとなった「HOWEVER」を披露。

 DIEの電子ピアノの演奏から、TERUが天のhideさんを仰ぐように歌った。

JIRO(VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten)

JIRO(VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten)

 TERUは「もう1曲、いろんなことがあってなかなか生きていくのは大変だけど、僕たちのようなバンドマン、メッセージを発していく人間は、強く生きていかなくてはいけないと思います」と語り、「生きてく強さ」を演奏。

 続く「彼女の”Modern…”」ではステージに炎が巻き起こり、会場のボルテージも最高潮に。ここでDIEが去り、バンドは「ACID HEAD」、「誘惑」を立て続けに披露。TERUの「HISAHI!」の掛け声を皮切りに、HISASHIのギターソロが咆哮を上げる。

 観客からも歓声が上がりその熱を保ったまま、「愛してるぞ」とTERUが叫び、メンバーはステージを去った。(取材・松尾模糊)

この記事の写真
サムネイル用

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)