人気ロックバンド「Hi-STANDARD」(ハイ・スタンダード)の16年ぶりとなる新作が突然、CDショップ店頭に出現した。事前プロモーションなど一切の告知がなかったため、店頭を訪れて発見したファンらがツイッターなどで情報を拡散。ネット上では瞬く間に驚きと歓喜の声が挙がった。

 ハイスタの16年ぶりの新作が発売されるのは5日。2000年4月に発表した『LOVE IS A BATTLEFIELD』以来のリリースだ。ただ、事前プロモーションは一切おこなわれず、はやくも4日にショップ店頭に並んだ新作CDを見つけたファンは、ツイッターなどSNSで驚きと歓喜の声を続々と投稿した。

 店頭に並んだのは4曲入りシングル「ANOTHER STARTING LINE」。ファンは、「ハイスタの新譜が店着してて、ビックリ」「めちゃめちゃビックリしてずっと鳥肌止まらなかった」「興奮と緊張と喜びで足ちょっとガクガクしてる」「店員さんに聞いたら自分達も今日出勤してから知ったらしい! どんだけだよハイスタ」などと驚きの声を続々と挙げた。

 この興奮は他の音楽関係者も同じようだ。元SKE48の松井玲奈は「ハイスタの新譜?!」と情報に困惑の声を挙げ、名古屋発の4人組ロックバンド「04 Limited Sazabys」のボーカル、GENもツイッターで、「ハイスタ新譜の噂は本当だったのか!」と驚きの声を挙げた。そして、「このご時世に全く告知なしで完全ノンプロモーション、びっくりした。ハイスタの新曲とか聴きたすぎるろ。買いに行こ」と一人のファンとして感動した様子だ。

 1991年に、難波章浩、横山健、恒岡章らで結成されたハイスタ。1995年に発表したアルバム『GROWING UP』が国内外で70万枚超のセールスを記録し、97年発表のアルバム『ANGRY FIST』はオリコン初登場4位を飾るなど、実力に加えて着実に人気も確立していく。そして、1999年に発表したアルバム『MAKING THE ROAD』は、メディア露出が極端に少ない中で国内外100万枚以上のセールスを記録。多くのミュージシャンが憧憬のまなざしを送る伝説的ロックバンドとして知られる。

 2000年に一度活動休止したものの、2011年に活動再開。メンバーの横山健は、自らが率いるバンド「Ken Yokoyama」として昨年から今年にかけて、テレビ朝日系『ミュージックステーション』やフジテレビ系『HEY!HEY!NEO!』に出演。ほとんど地上波テレビに出演してこなかった横山の登場はネット上で話題をさらっていた。

 ファンは、過去にもノンプロモーションでリリースしたことを指摘しながら、「この時代でもそれをやるハイスタの心意気が素敵」と称賛の声を挙げ、「ハイスタが現在進行形のバンドに戻った事が堪らなく嬉しい」と新作発表に歓喜している。

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