西浦秀樹、松井咲子推しを明かすも松井「バンド内で恋愛はない」
放送後に囲み取材に応じた西浦秀樹(中央)、松井咲子(左)、片山陽加
シンガーソングライターの西浦秀樹(34)と元AKB48松井咲子(25)、元AKB片山陽加(26)が1日、東京・原宿のHARAJUKU Abema Studioで、西浦がレギュラーを務める音楽ネット番組『西浦秀樹のめざせ紅白!』の公開放送に臨んだ。今回は同番組で共演し、その中で派生した西浦(Vo、Gt)、松井(Piano)、片山(Cho、Vo)、ワケあり(Per)の4人による「ワケありバンド!かにたま」のデビューシングル「All As One」が9月28日に発売されたことを記念し、メンバーが揃って出演した。
番組後には囲み取材に西浦、松井、片山の3人が応じ、紅白出場に馳せる思いや、バンド内の恋愛などについて語った。西浦は“松井咲子推し”であることを明かしたが、松井は「かにたま内で恋愛の可能性はありません」とバッサリ。片山も西浦には興味がないと、西浦1人が取り残された。
西浦は透明感のある甘い歌声を持つシンガーソングライター。2014年のデビューシングル「1Day」はオリコンデイリーチャートで32位にランクイン。現在まで6枚のシングルをリリースし、精力的に活動している。同番組は、昨年12月よりNHK『紅白歌合戦』出場を目指す西浦がスペシャルゲストMCを迎え、視聴者より送られるコメントや便りでコミュニケーションをとりながら“最高の1曲”を作り上げるというもの。
番組では、視聴者とともに西浦が作り上げた、かにたまのデビュー曲「All As One」のミュージックビデオも放送された。西浦は今回、「All As One」の売り上げダウンロード数が合計1万DLに達しなければ引退しなければならない、という公約をしており、番組内で10月1日番組放送時の総ダウンロード数を公開。CD売上が1020枚、楽曲ダウンロードが2056でその総数は3076。目標まであと6924となった。
西浦は「発売日前後が、一番売上が動くんで…」と少し不安な様子を見せるも、今まではスナックや、居酒屋にCDを背負って出向き、手売りしていたことを明かし「どこでも声が掛かれば行きます!」と目標達成に向け前向きな姿勢を見せた。
番組終了後には西浦と松井、片山の3人が囲み取材に応じ、紅白出場に馳せる思いや、バンドの恋愛について語った。
恋愛ご法度であるAKBグループだった2人に対し、記者から「かにたまは、恋愛禁止じゃないんですか?」と尋ねられると、西浦は「かにたま内ですか?」と考える様子を見せ「僕は、松井咲子さん推しですけどね」と答えるも、すかさず松井が「まず、かにたま内で恋愛の可能性はないので」とバッサリ。
西浦が、隣で聞いていた片山を気遣い「あれ、ヤバい…」と1人慌てふためくも、片山は「私は全然、(気にならないんで)大丈夫なんですけど」と平然とコメント。西浦は「あれ? めちゃ恥ずかしい…」と1人浮かれた自分を恥じた。
2012年に全編ピアノインストアルバム『呼吸するピアノ』でソロデビューし、現在もピアニストとして活動する松井は「はーちゃん(片山陽加)と、卒業後もこうやって一緒に演奏できるのは嬉しいです」と新バンドについてコメント。片山は「ビックリでした、最初は番組だけの企画で、まさかCDまで出すとは思ってなかったので」と今回のデビューについて語った。
西浦は「紅白出る為に2人を巻き込んでしまいました。紅白出て、ようやく認められるんじゃないかと思っているので」と紅白への並々ならぬ執念を明かした。また、記者から「紅白出たら、白組? 紅組?」と聞かれると「白組なんじゃないですかね」と白組として出場したいと答えた。(取材/撮影・松尾模糊)
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