LiLiCoから愛の注射を受けるアルスマグナ神生アキラ(撮影・橋本美波)

LiLiCoから愛の注射を受けるアルスマグナ神生アキラ(撮影・橋本美波)

LiLiCoから愛の注射を受けるアルスマグナ神生アキラ(撮影・橋本美波)

 今年1月3日に開催された初の日本武道館公演で7000人を集客させるなど、人気急上昇中の2.5次元コスプレダンスユニット、アルスマグナが映画に初進出する。初主演を務めた映画『ザ・ムービー アルスマグナ危機一髪!』が9月17日に全国12館で公開が始まったことに伴い、21日、都内で舞台挨拶がおこなわれ、アルスマグナらが出席。劇中には登場していないが、保健医のソソ子先生を演じたLiLicoが特別ゲストとして登場し、神生アキラに愛の注射を打った。

 映画『ザ・ムービー アルスマグナ危機一髪!』は、アルスマグナが通う私立九瓏ノ主(クロノス)学園に新たに登場したライバルグループによって仲間同士の絆を揺さぶられた彼らが解散の危機に立ち向かうというストーリーの青春学園ムービー。

 この日は、アルスマグナをはじめ、太田基裕、染谷俊之、輝山立、蒼山真人、青木珠菜、大熊杏実、キンタロー。ちゅうえい(流れ星)、瀧上伸一郎(流れ星)に、スペシャルゲストとしてLiLiCo(ソソ子先生)が登場した。

登壇者(撮影・橋本美波)

登壇者(撮影・橋本美波)

 司会は、笑いコンビ・流れ星のちゅうえいと瀧上伸一郎。登壇者それぞれが映画に寄せる想いを語るなか、アルスマグナのライバルグループ、美少年隊の佐藤誠を演じた、染谷俊之は「アルスマグナさんの事、僕は一方的に知ってたんですけど、今回そのアルスマグナさんと一緒に共演させて頂けて凄く嬉しかったです。現場でも、凄く僕らの事を暖かく迎えてくれて凄くみんなで良い作品が作れたなと思いますね」と満足な表情。

 また、最新モノマネが卓球の福原愛選手のお笑い芸人、キンタロー。はお馴染みのモノマネを披露し、「映画の中の見せ場であるアキラさん(神生アキラ)と奏くん(泉奏)が私を取り合いするっていうシーン“濡れ場”があるんですけど、一肌脱いだかなって」と、体を張ったことをアピール。これには、神生アキラも「濡れ場ないですよ!!」と猛反発した。

 一方、音楽教諭の華京院響を演じた、太田基裕は、劇中でアルスマグナの泉奏に課題を出しており、まだ泉の事を認めていないと厳しい一面も見せた。それに対し、泉は「どんな課題を出されても、俺はずっとダンスを続けますので、よろしくお願いします」と対抗した。

泉奏とLiLiCo(撮影・橋本美波)

泉奏とLiLiCo(撮影・橋本美波)

 この日のスペシャルゲストに、アルスマグナが通う私立クロノス学園の保健医、ソソ子先生を演じた、LiLicoが登場した。そのLiLicoは実際、劇中には出演していない。そのため、LiLicoは「クレームよ! 何で私を出してくれないの~。出たかったわ~」と猛抗議。

 不満に満ちたLiLicoは片手に持った巨大な注射器で、客席に来ていた宮岡太郎監督にうっぷんを晴らす注射の一撃をくらわした。

 その乱れ気味のLiLicoだが、流れ星の2人から、アルスマグナのメンバーで誰が好き?と問われると「神生アキラ」と回答。それに乗じて、LiLicoはアキラにも巨大注射器で臀部をひと指し。愛の洗礼を受けたアキラは悶絶の表情を浮かべるも、会場からは拍手が沸き起こった。

 アルスマグナのメンバーひとり一人のコメントでは、九瓏ケントが「この映画を通じて私立九瓏ノ主(クロノス)学園を感じて一緒に楽しんでもらえたらたと思います」と噛んでしまうお茶目な瞬間も。

キンタロー。や青木珠菜ら(撮影・橋本美波)

キンタロー。や青木珠菜ら(撮影・橋本美波)

 榊原タツキは「素敵なキャストさんと素敵な映画が出来たと思うので、一人一人チェックして新しい楽しみ方もあるのでみんな楽しんでいってくれにゃ!」とコメント。神生アキラは「とにかくアルスマグナと一人一人が生きていく物語っていうものを僕らなりに表現した結果が映画になっているので細かい部分も感じていただけたらなと思います」と述べた。

 朴ウィトは「僕たちの友情とエンターテイメント溢れたお笑いが混じった映画になっているので楽しんでください」と発言。泉奏は「この映画を通じて沢山の笑顔を作りたいと思います」と熱く語っていた。(取材・橋本美波)

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