解散を発表しているSMAPのメンバー5人で出演するレギュラー番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が22日、放送された。17日に、年内をもって番組を終了することを発表していた同番組だが、この日の冒頭では、過去の「ビストロスマップ」などのシーンを映し出し、「最終回まで全力で番組を作って参ります」などのテロップを流した。この演出にネット上は大いに沸いた。「本当に暖かい演出ありがとう」「泣きました」「SMAPを思ってくれているよ」などと番組スタッフの粋な計らいに続々と感謝の声をあげた。

 『SMAP×SMAP』は、SMAPのメンバー5人が出演するレギュラー番組。所属事務所が14日未明にSMAP解散を発表した後、15日の最初の放送では、「近日中に視聴者の皆様に報告させていただきたいと思います」などとテロップを流したが、その2日後となる17日、番組終了を正式に発表していた。

 22日はSMAP解散の発表以降、2回目の放送となったが、前回放送と同様に冒頭で以下のテロップを流した。

 「1996年にスタートしたSMAP×SMAPは放送20年を越えることが出来ました。そして、今年の年末をもってファイナルを迎えることになります。最終回まで全力で番組を作って参りますので応援よろしくお願い致します。 -SMAP×SMAP-」

 そのテロップが画面下に流れている際、映像では過去のシーンが懐かしく映し出された。「世界に一つだけの花」をBGMに、「ビストロスマップ」やライブステージ、さらに、元メンバーの森且行さんの姿も。

 この演出にネット上は大きく沸き立った。「番組に対する愛が伝わってきますね...!」「スマスマスタッフさんには沢山の愛情を感じます」「スタッフのみなさんの想いがいっぱいつまったメッセージなのかもしれない…」「やっぱりSMAPのこと、番組のことをすごく大事に思ってくれてるなぁ。解散とか打ち切りとか後ろ向きなことは決して言わない」などと、SMAPとともに20年の月日を過ごしてきた番組サイドの思いに、感動のコメントが相次いだ。

ゲスト出演したDAIGOが贈った言葉

 この日の放送では、安藤優子キャスター、俳優でタレントの坂上忍が「ビストロスマップ」にゲスト出演。その後のライブステージには、歌手でタレントのDAIGOが立ち、女優の北川景子と結婚した際に披露し、その後にCD化された「KSK」を歌唱した。

 そのDAIGOは番組放送後に自身のツイッターを更新し、「音楽を始めた頃、まさかこんな瞬間が来るとは思わなかった。SMAPさんと自分の曲を歌えるなんて」とコメント。奇しくも放送された22日は北川の誕生日でもあり、「本当に記念になりました」と感謝。そして、「最後に K カッコいい S SMAPさんに K 感動」とつぶやきを締めくくっている。

 多くの感動を集めている『SMAP×SMAP』だが、ファンは心痛の声も寄せる。「やっぱファイナル迎えるんだなぁと思うと寂しいなぁ」「S-liveのコーナー好きなんだー!終わらないでくれー!」「森くんの映像流してくれるからありがたいけど、辛いよ…」などと悲しむコメントも多数寄せられている。

この記事の写真

ありません

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)