ジャズシンガーのEmaがセサルと特別ライブ[2]

Ema

 “スウィート・ヴォイス”とも謳われる歌声で魅了する女性ジャズシンガーのEma(エマ)が、キューバの大物サックス奏者のセサル・ロペスと競演する。

 小倉智昭氏の全面プロデュースでデビューを飾ったスウィート・ヴォイスを持つ女性ジャズシンガーのEma。7月27日には、キューバ録音のカバーアルバム『Respirar』(レスピラール)をリリースしているが、そのアルバムのサウンド・プロデューサーであるキューバの大物サックス奏者、セサル・ロペスとのスペシャル・ライヴが決定した。

 9月17日に、横浜赤レンガで開催される大型イベント『Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2016』のEmaのステージのために、セサルが来日。更に前々日となる9月15日に東京・青山にあるライヴハウス、月見ル君想フでのスペシャルライブが決定した。

 当日はEmaと彼女がいつも共演している日本のミュージシャンに混ざり、セサルの超絶サックスが堪能できそうだ。

ジャズシンガーのEmaがセサルと特別ライブ[1]

キューバのサックス奏者セサル

 セサルは現在、自身のバンド、ハバナ・アンサンブルを率いて米ニューヨークで開催されている『ハーレム・ハバナ・ミュージック・フェスティヴァル』に出演中。8月27日には韓国の済州(チェジュ)島で開催される『JMF チェジュ・ミュージック・フェスティヴァルにも参加と、ワールドワイドに活躍中だ。

 日本では1993年の初来日から計10回の来日公演をおこなっているが、今回は約3年ぶりの来日となる。

 Emaとの共演のきっかけになったセサルが主役を務めた映画『Cu-Bop』(キューバップ)。2015年に公開され、単館系ながらロングランを記録した、キューバの現在の音楽シーンを追ったこのドキュメント映画でセサルやキューバジャズを知った人も多かろう。映画、そしてEmaのデビュー作に詰め込まれたキューバの息吹(スペイン語で『Respirar』)が感じられそうだ。

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