12月31日をもって解散することを発表したSMAP。21日夜に、草なぎ剛と香取慎吾がラジオ番組で改めてこの事に触れた。これで、稲垣吾郎、木村拓哉、中居正広のメンバー全員がコメントしたことになる。

 メンバーが自らの口で語ることで“解散”が現実味を帯びていくなかで、草なぎと香取の言葉がネット上で話題になっている。それは、稲垣、木村、中居とは違い、香取と草なぎは自らの名前を告げる際に「SMAPの」とグループ名を入れて名乗るなど幾つかの相違点が見られたからだ。

 「たまたまかもしれない」「解散前だから当たり前」という声があるものの、SMAPファンに限らず巷間の話題を独占する「SMAP解散」という衝撃的な事態だけに、ネットユーザーの間では言葉の細部にまで耳を傾けながら、本心を探ろうとしているようだ。

 21日、草なぎと香取は自らがパーソナリティーを務めるbayfm『SMAP POWER SPLASH』に出演。18日の稲垣「稲垣吾郎のSTOP THE SMAP」(文化放送)、19日の木村『木村拓哉のWhat's up SMAP!』(TOKYO FM)、20日の中居『中居正広のSome girl' SMAP』(ニッポン放送)が、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で解散についてコメントしたのと同様に、ファンに向けて解散することに関し、お詫びのコメントを寄せた。

 ただ、草なぎと香取の場合、ほかのメンバーにはなかったワードを使った。自らの名前を名乗る際に、稲垣、木村、中居の3人は「こんばんは」という挨拶に続けて自身の名前を告げているが、草なぎと香取は「SMAPの」と、グループ名を入れて名乗っている。このことがネット上で大きな話題になっている。

 ファンからは「SMAPの香取慎吾です。SMAPの草なぎ剛です。か…」「慎吾も剛も『SMAPの』て言った…」「香取くんと草なぎくんは『SMAPの』て名乗っとってちょっと嬉しかった。泣いてまう」「しんつよが最初名乗る時に『SMAPの』って付けたこと、絶対忘れない」などと反響が起こり、歓喜の声が続々と挙がった。

 ただ、一方で「まだ解散していないのだからSMAPを名乗るのは当たり前」「たまたまかもしれない」と冷静に事をみる声もある。

 草なぎや香取に限らず相違点はいくつかあり、木村だけが「解散」というワードを使っていないことや、中居は自らがMCを務めているリオ五輪の会期中での発表を詫びるなどがある。そのため、ネットユーザーの間で、5人のコメントを自らの視点で分析しながら、SMAP解散の背景を探るかのように議論が白熱している。

この記事の写真

ありません

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)