会見に出席した阿部寛、大島優子、濱田龍臣、志尊淳ら(撮影・桂 伸也)

関ジャニ∞大倉忠義が新作映画でD-BOYSと対決

会見に出席した阿部寛、大島優子、濱田龍臣、志尊淳ら(撮影・桂 伸也)

 関ジャニ∞の大倉忠義と元AKB48の大島優子が6日、都内でおこなわれた、映画『疾風ロンド』のクランクアップ記者会見に出席。共演した俳優の阿部寛、濱田龍臣、志尊淳、制作を担当した吉田照幸監督とともに会見に応じた。

 本作は作家・東野圭吾氏作の人気小説が原作のサスペンスストーリー。撮影は長野県の野沢温泉スキー場をメインにおこなわれ、4月13日にクランクアップを迎えた。

 劇中でスキー場のパトロール隊員、根津昇平役を演じる大倉は、スノーモービルの搭乗シーンを多く撮影。普段からバイクに乗っているため、スノーモービル自体はそれほど難しくはなかったと語った。

 一方、表情については監督から様々な指導があり「ここはジャニーズの良さを出してくれ」とのリクエストも受けていたことを明かし、「隣にD-BOYS(志尊の所属する俳優集団グループ)がいたということもあり、ジャニーズ対D-BOYSという戦いがあったんです。だから負けないように頑張りました」とジョークを交えながら、表情の演出に注力していた様子を明かした。

 また大倉は、今回のキャスティングの理由をプロデューサーにたずねたところ、大倉のプロフィールにある趣味の欄に、スキーと記載されていたことで決まったという経緯があったことを知り、「実はスキーは、2回くらいしかやったことがなくて。取材の時に冗談で言ったらどうもそうなったらしいんですが…そんなのがオファーにつながるのなら、こういうことも必要なのかなと思いました」と知られざるエピソードを明かし、笑いを誘った。

 一方、スノーボードを9歳の頃から親しんでおり、今回のオファーを受けた際には「キター!って思いましたね」と満を持しての出演との気持ちだったという大島だが、撮影では吹き替えやエキストラにプロのスノーボーダーが起用されたことから、自身も様々なアドバイスを受けて、更に上達したことを明かした。

 その大島は、大倉にまつわる情報をタレこみ。「大倉さんが、他のエキストラの方に『俺が上手に見えるように、下手に滑ってください』と頼んでいるところを目撃しました」と述べると、大倉は「エキストラの方がホンマに大会に出られるような、上手な方ばっかりだったので頼んだんです。で、そのリクエストに応えてもらい『八の字』(ボーゲン。スキーの最も初歩的な滑り方)とかでやってくれたんですけど、それですら旨い。だから心配なんですけど、大丈夫ですかね?」と吉田監督に向けてコメント。

 「大丈夫」との返答を受け、安堵の表情を見せていた。(取材・桂 伸也)

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関ジャニ∞大倉忠義が新作映画でD-BOYSと対決

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