AKBグループからの卒業を発表したAKB48前田亜美(21)が、その決断の理由を明かした。AKB48の活動を続けるなかで前田は、「自分のやりたいことは『アイドルではない』なと思って卒業を決めました!」と気持ちが固まったことを明かしたうえで、「私のやりたい事、【ドラマや映画にでたい】これからは女優になるという夢を追いたいと思います!!!」と心境を綴っている。

 前田は2日にAKB劇場で開催された自身の生誕祭の中で、AKBグループからの卒業を発表。公演後に自らのツイッターでも報告し、一夜明けた3日にブログで長文のメッセージを寄せた。

 「卒業します!! ありがとう」のタイトルで文章を綴り始めた前田は、自身の誕生日を祝う花束の前ではち切れんばかりの笑顔で収まった写真を掲載した。

 そして、「生誕祭だから、、みんなお祝いしてくれて幸せな時間なのに発表をして悲しませてしまうかも?と思ったのですが…私の大好きな人達の前で1番最初に直接聞いて欲しかったので、、生誕祭の場をお借りして卒業発表しました。驚かせてしまって本当にごめんなさい……」とファンに向けてお詫びの文面を綴り、「私もまだ実感はないけど、、卒業はずっと考えてはいたんです!!!」と自身にとっては急なことではなかったと明かした。

 前田はAKBに入って以降、自らが感じた思いを綴る。「AKBに入った時に20歳までは絶対にいる。これは自分の中で決めていた事だった!それまでに目標や夢を掴むために色々勉強しなくてはいけないと思ってました。女優さんになるという夢は昔からあったから 今もまだまだ勉強が足りてなくて、、立派な女優さんになれるよう切磋琢磨したいと思います!!」と綴りつつ、「本当に長続きしない私だったので ここまでやってこれたのはファンの方がいたからだな、って本当に思ってる。辛いことや悔しい事もあったし、、自分が未熟で何も出来ないことに腹を立ててファンの方に八つ当たりとかもしてしまってた気がします。それなのに、、、ずーーっとずーーっと応援してくれていて。そんなファンの方が私は大好きです」と支えてくれたファンに感謝を寄せた。

 20歳の1年を振り返った前田は「舞台に立ったことが一番大きかったかな? 舞台を見に来てくれたお客さん、共演者の方や私の弱点を指摘してくれる演出家さん、、AKB以外の世界で学ぶ事がたくさんあって、、怒られたり教えてもらえることってこんなにも有難いことなんだなととても勉強になった一年だった」と新たな視野が開けた心境を綴る。

 そして、21歳になり、「センターに抜擢されたり、期待してもらっていてダンスも苦手でダメダメな私だったのでいつも不安でした。でも、期待してもらってるんだから応えたい。と私なりに毎日必死でした。色んなことを犠牲にして、、辛いこともあったけど、、それ以上に楽しい事が多くて。だからAKBは面白いなって思ってた!!」と活動の中にやりがいを見出したという。

 さらに、「何年も前から卒業の時期は考えていて改めて考えた時 卒業を決めた理由は…自分のやりたいことは『アイドルではない』なと思って卒業を決めました!」とし、今年の第8回選抜総選挙には、「現実を考えて今後の事を考えて私には総選挙は全てではないなと思って今年は出場しませんでした。それよりも私のファンの方には私がやりたいお芝居を見て欲しいって!!」という気持ちが高まってきたとした。

 そのうえで、「私のやりたい事、【ドラマや映画にでたい】これからは女優になるという夢を追いたいと思います!!!これからが本当の0からのスタートだと思うし女優前田亜美として知ってもらえるように諦めずに頑張ります!」と女優業を目指していくことを強く綴り、「今しかできないこと、、21歳になって…『生まれ変わりたい。』そう思ってAKBを卒業する事を決めました。21歳の年は、本当に頑張りどきだし内から綺麗な女性になるのも目標です!!」と自らの成長も見据えたい心境を寄せている。

 前田は2008年にAKB48のオーディションに合格した7期生。2012年には「じゃんけん大会」で3年連続選抜入りする快挙を遂げた。選抜総選挙は2011年の37位が最高位だった。

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