新宿でゲリラライブをおこなったGACKT

新宿でゲリラライブをおこなったGACKT

 GACKTが19日、東京・新宿駅前の新宿ステーションスクエアでゲリラライブをおこない、通行人を驚かせた。ライブは、ネスレ日本「ネスカフェ・ゴールドブレンド・バリスタ」のGACKTモデルの発売を記念して実施されたもの。GACKTはこのなかで、熊本地震の被災地に、同商品の売上を全額寄付することを表明した。

 ゲリラライブにもかかわらず、“都内某所”というネットの情報だけで多数のファンが新宿に駆けつけた。GACKTが姿を見せると女性ファンの大きな歓声が挙がった。何も知らない通行人も驚いた。バックバンドの編成は、SATO(Ba)、VAL(Dr)、CHACHAMARU(Gt)、YOU(Gt)。最新シングルのリード曲「ARROW」と、27日に発売される約6年ぶりのオリジナルアルバム『LAST MOON』からも1曲を披露した。

 曲間のMCでは「今、僕がネスカフェのバリスタとコラボしてるの知ってるだろ? みんな買え」とクールの物言いながらも、その背景に、熊本地震の被災地支援活動に充てたい旨を明かし、「今、九州の地震で色々な大変なことが起きていて、ネスカフェのスタッフと社長とみんなで話をして、今回のバリスタのGACKTモデルは、売り上げを全額寄付することにしたんだ」と述べた。

 更に、「みんなそれぞれやれることがあるから、そんなに大きなことじゃなくていい。ちょっとの事でいいからやれることをやろうぜ」と呼びかけた。

 2曲だけの短い時間で物足りない様子の女性ファンも見られたが、アッパーな曲調で強いインパクトを残した就実したひと時であった。今回のライブでも披露されたGACKTの新作『LAST MOON』は27日発売。また、3月から行われているワールドツアー『VISUALIVE』の追加公演も決定している。(取材・小池直也)

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)