4人組バンドのSEKAI NO OWARIは19日、熊本県で発生した大地震に関し、ツアーで販売する「シリコンバンド」の収益金全額を寄付することを発表した。セカオワは現在、全国ツアー『The Dinner』の真っただ中。18日にはメンバーのSaoriが「皆さまと一緒に何か出来ないか」とファンと一緒にできる被災地支援の方策を検討していることを明かしていた。

 19日にセカオワのメンバーが続々とツイッターを更新。ボーカルのFukaseは、「メンバーで話し合った結果、熊本の震災への支援として、ツアー『The Dinner』で販売している会場別限定シリコンバンドの売上から必要経費を差し引いた収益金全額を寄付させて頂きます」と、被災地支援の方策を明かし、ツアー場所の英語表記などがデザインされたシリコンバンドの画像を掲載した。

 SaoriやNakajinも同日にツイッターを更新。Fukaseと同じ趣旨の文面と画像を掲載し、Saoriは「皆さま、力を貸して下さいませ」とファンに呼び掛けている。

 Saoriは前日18日にツイッターで、「熊本の震災で、怪我をされた方、車中泊をしている方からもメッセージを頂いて、とても心配しています」と被災地への気遣いを綴り、「私たちは今ツアー中なので、次公演から皆さまと一緒に何か出来ないかと考えています…」と支援の方法を検討していることを明かしていた。

 ファンからは「少しでも協力できるのなら」「これで少しでも九州の人を助けることができますね」と早速、支援の輪を広げるかのようなリプライが届けられ、被災地で暮らしていると思われる人からは「心遣い本当に嬉しい」と感謝の声が挙がっている。

 また、ファンからは「数を増やしてほしい」との要望が続々と挙がり、Saoriは「リストバンドの個数増加はいま急いで準備しておりますが、間に合わないところもあると思います。ツアー会場に募金箱の設置をしますので、そちらでも参加して頂ければ幸いです」と報告。さらに、すでに公演が終了した幕張、仙台、福井公演でシリコンバンドを販売して得た収益も全額寄付することを伝えている。

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