西川貴教

西川貴教

 T.M.Revolutionの西川貴教は19日にツイッターで、5月13日から始まる全国ツアーを、一切のセットや演出を排除しておこなうことを発表。熊本県で発生した地震の被災地に配慮を示したもので、「音楽のみを届けに行こうと決めました」などと綴り、音楽を通じて被災地を支援していきたい気持ちを伝えた。

 西川は「熊本での地震発生から5日が経ちましたが、未だ被災された方々が心穏やかに過ごせる状況でない中で、自分に何が出来るのかを熟考」したことを綴り、「5月13日からの全都道府県ツアーを等しく、また安全にご参加頂く為に、5年前と同様に一切のセット、一切の演出を排除し音楽のみを届けに行こうと決めました」と報告。熊本で発生した地震の被災地に配慮し、東日本大震災のあとのツアーでも実施したスタイルを今回も採用することを発表した。

 さらに、「T.M.Revolutionデビュー20周年の感謝を込めたツアーということで、無理を承知で首都圏のみでの公演ではなく、皆さんのお近くに行けることと公演回数を選んだことに信念があります」とファンのことを考えたこだわりを伝え、「引き続き募金の受付をさせて頂きながら全都道府県をまわり、少しでも支えになれるよう努めて参ります」と音楽活動を通じて、被災地を支援していくことを誓っている。

 西川は5月13日の神奈川県・よこすか芸術劇場でのライブを皮切りに、『T.M.R. LIVE REVOLUTION’16 -Route 20-』をスタートさせる。12月24日の宮城県・仙台サンプラザホールでのライブまで全国47都道府県で50公演をおこなう予定になっている。

 この発表を知ったファンは「西川さんの苦渋の決断.....みんな分かっています」「歌で勝負!私は大賛成です」と歓迎。5年前のツアーを観覧したと思われるファンからは「あのツアーはT.M.R史上最高に好きなツアーでした」との声が挙がり、熊本、九州はもとより、札幌、仙台、三重など各地から「待ってます」との声が寄せられている。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)