TRFのSAM、小室哲哉は「声が小さい…何言ってるか分からない」

レコーディング秘話を明かしたTRFのSAM
TRFのSAMが、同グループの“生みの親”である小室哲哉とのレコーディングについて「(声が小さくて)何言ってるか分からないけど、とりあえずやってみる」と、「EZ DO DANCE」など数々のヒット曲の裏に隠されたレコーディングの秘話を明かした。
7日、日本テレビ系『ナカイの窓』の特別番組「ゴールデン2時間スペシャル」で明かした。ともにゲスト出演したPUFFYが、大貫亜美と吉村由美の声が重なってPUFFYとしての歌声が出来上がるまでレコーディングはやり続けたといい「1番長くて13時間」と語ったことを皮切りに、アーティストのレコーディング事情の話になった。
TRFでダンサーを務めるSAM。MCを務めるSMAPの中居正広に「(TRFで)SAMさんってレコーディングするんですか?」と質問され「コーラスはする」と返答したところ、中居に「ほとんど聞こえないっすね…」とツッコまれた。それに対し、SAMは「聞こえないでしょ? 俺もどれが自分の声か分からない」と平然と答え、スタジオから笑いが起こった。
TRFのプロデューサーである小室哲哉は全曲、レコーディングに参加するようで、小室の音楽に対する妥協のなさを証言。今回サポートMCとして出演したタレントのヒロミが「小室さんは、やっぱり厳しんですか?」と質問すると、「(小室さんは)すごい声が小っちゃいんですよ」「何言ってるか分からないけど、とりあえずやってみる」とレコーディングでの意外な苦労を告白した。
ちなみ小室は、音楽ユニットであるTMNとしてブレイクする以前に、1983年にミュージシャンの内田裕也が作詞し、ロックバンド、ザ・ワイルドワンズの加瀬邦彦が作曲し大ヒットした、ホタテマンこと安岡力也さんの「ホタテのロックンロール」のアレンジを担当したり、俳優、ミュージシャンの白竜のバックバンドをやっていたりと意外な交流歴を持っている。