NOISEMAKERの本質に迫る、ジャンルに囚われない新世代ロック
INTERVIEW

NOISEMAKERの本質に迫る、ジャンルに囚われない新世代ロック


記者:村上順一

撮影:

掲載:16年02月02日

読了時間:約17分

今まで観れなかったものが観れて作品にも影響している

AG(Vo)

AG(Vo)

――皆さんが上京してきたのはいつ頃ですか?

AG  2014年の7月ですね。

――東京の印象は?

YU-KI 何でもあるところ。「何でも」ではないけれど、北海道よりは、ですね。まあ、全部、機材系の事なんですけどね。「ああ、コレ明日欲しいわ」と思ったら翌日に届くという(笑)。

UTA 満員電車が凄く嫌です。たまにリュックサックを背負っている人が居ますよね、ぶつかるじゃないですか。アレは何で下に置かないんだ!と。

――その怒りをドラムに叩き付けている

UTA いえ、ドラムに怒りの力は使わないです。

一同 なんか名言が出た(笑)

――ではどういった感情でドラムをプレイしている?

UTA 愛です。

AG UTAは薔薇とか似合いそうだよね。

UTA なるほどね。棘がある感じがね。

AG いや、誰もそこは同意してないけど(笑)

――AGさんは東京はどうですか?

AG 仲の良いバンドマンと会いやすくなった事ですね。「REDLINE」で一緒になったCrystal LakeとかSWANKY DANKとか。東京のバンドといったら、ツアーで一緒にやって仲良くなって、北海道でやって、俺らがツアーに行った時に一緒にやって仲良くなってというそれくらいの関係で。向こうは皆集まってやっていたのを見ててやはり距離があったから、ようやく何も無い時でも一緒に色んなアイディアとかを出せるようになった。

――HIDEさんは?

HIDE 時間の流れが早いです。良くも悪くも。北海道でインディーズでやっていた時とはスピード感が違うし、打ち合わせとかも頻繁に入れやすくなって行動しやすくなったなと思います。あと、北海道は外国のミュージシャンがなかなか来なかったので、東京に出て来て観れる機会が多くなって、作品にも影響してると思いますし、すごく良い環境だなと思いますね。

――それはメジャーデビューして変わった事の一つでもありますか?

HIDE そうですね。

――2015年はフェスにもかなり出演されていましたが、最近出演したオズフェスはどうでしたか?

YU-KI オズフェスは時間経つのが早かったですね。

AG 北海道でレコーディング中だったんですけど、3、4日前に急きょ決まったんです。レコーディングの1日を削って、その日の朝に飛行機に乗って向かいました。ライブは最初すごくアウェーかなと思ったんです。俺らが出るって事をみんな知らなかっただろうし、急遽、Of Mice & Menがキャンセルになった後釜だったので、どういう反応が待っているのかなと思っていたんですけど、意外とみんな受け入れてくれて。その後またレコーディングあるので、ゆっくりライブを観る暇もなくてすぐにトンボ帰りで。

――ではヘッドライナーのKORNも観れなかった?

AG 観れなかったですね。だからKORNの楽屋の「KORN」と書いてある紙を記念に写真を撮ってきました(笑)

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