育ちはサザン、憧れは木村カエラ トミタ栞の魅力に迫る
INTERVIEW

育ちはサザン、憧れは木村カエラ トミタ栞の魅力に迫る


記者:木村武雄

撮影:

掲載:16年02月02日

読了時間:約20分

音楽を着る

ポーズを決めるトミタ栞

ポーズを決めるトミタ栞

――トミタさんは音楽とはまた別に、モデル、ファッションのアイコン的な存在で、タワレコのアパレルブランドのキャラクターにも起用されました。ここでのテーマは「音楽を着る」ということでしたが、それをどう表現していきますか

 ポスターの撮影でパーカーとニット帽を着させてもらったんですけど、本当に私が欲しいタイプの服で、撮影の時は自分自身、凄くテンションが上がりましたね。ちなみに、ポスターで履いているズボンや靴は私物で、それらを合わせるのが凄く楽しかったです。ワクワクしながら考えたコーディネートで撮影に臨みました。

――グッズ等はご自身でデザインしていますね

 グッズの絵を描いていますね。あと、色とかデザインもだいぶ口を突っ込んでいます。着ている人がみなオシャレになるアイテムにしたいので。「ダサいけどグッズだから着る」じゃなくて、むしろ知らない人でも「これどこの? 誰の?」と言ってもらえるようなものを作りたいです。「ただ、オシャレ」というだけではなくて。オシャレで勝とうとするのは、これだけ多くのブランドがあるなかでは無理なので、オリジナリティを加えながら作っていきたいなと思ってやっているので楽しいです。

――ネイルは「こういう柄」がいいと言ってお願いする?

 これは自分で塗っています。寝る前に毎日塗り替えています。

――今後はギターのデザインなども?

 ピックはやっていますね。ギターもやりたいですね。もう私と同じギターを買っている男の子がいたりしますね。

――「トミタ栞モデル」のギターができたり?

 まだないですね。私が使っているFenderの同じモデルのギターというだけですね。

――今後、作曲に関しても意欲的に?

 そうですね。単純にもっと作曲がしたいです。今回はウクレレでしたけど、もっと楽器を変えていったりとか、ギターを使ったりとか、コードをもっと覚えたりとかすればもっと幅が広がるだろうし。

――ラジオやドラマを経験してプラスになった面はありますか?

 ドラマは、「恥ずかしいと思う気持ちが一番恥ずかしい」ということを改めて知らされました。ライブとかしていても、「入り込んでいる自分が恥ずかしい」と思う時があるんですけど、それを思っていることが恥ずかしいんだなって。入り込みそうだったら入っちゃえと。ドラマで得たことは凄く大きいです。

――ライブに挑む前は「今日はこういう感じで行こう」というのは考えているのでしょうか

 「楽しもう」ということだけですね。前までは「良く見られよう」「ファンの人をもっと増やそう」とか思っていたんですけど、そう思うと余計に緊張するということが判明しまして。だからシンプルに「楽しもう」と。

――前回のイベントで、今年の目標は、1月31日のワンマンを終えないと考えられないと仰っていましたが

 ひとまず、今はリハも始まっていて、グッズの打ち合わせやら、ワンマンのことで頭がいっぱいな感じになっていますね。ワンマンで自分の成長を自分でも見たいなってところですかね。それからですね、今年の目標は(笑)

 ※編注=ライブの最後でトミタは「自分に厳しくまだまだ成長していきたい」と語っていた。またこの日、デビュー日の6月26日に東京・新宿BLAZEで『トミタ栞3周年記念ライブ~3年目の栞ぐらい大目に見てね~』を開催することも発表した。

(取材・木村陽仁)

この記事の写真

記事タグ 

コメントを書く(ユーザー登録不要)

関連する記事