小林幸子激しい炎演出も動じず[1]

燃え盛る巨大オブジェを前でポーズを決める小林幸子(撮影・村上順一)

 歌手の小林幸子が18日、都内で行われた映画『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』の公開記念イベントに出席。燃え上がる巨大な鳥のオブジェの前で弓矢を射るポーズを決めた。炎の演出に「私にも観させて、わぁスゴい!!」と後ろを振り向き演出を楽しむ姿を見せこの演出に「あれは初めてでしたね。貴重な経験です」とコメントした。

 映画はシリーズ3作通して2700億円の興行収入を持つヒット作の4作目。12地区から代表者2人、合計24人を戦わせ1人の優勝者を決める「ハンガー・ゲーム」の完結編。主人公カットニス率いる反乱軍と、スノー大統領が支配する独裁国家キャピトルとの最終戦争に突入する。ラストは予想だにしない衝撃的な展開が待っている。

 今作で「シリーズ完結」となることから「ラスト」にかけて、この日は、「ラスボス」の異名をもつ小林幸子が、主人公カットニスと同じ真っ赤な衣装でステージに“降臨”。シリーズの象徴とも言える「マネシカケス」を再現した巨大な鳥のオブジェが炎をあげて燃え上がる演出に、小林も興奮を隠せないようだった。

小林幸子激しい炎演出も動じず[2]

ポーズを決める小林幸子(撮影・村上順一)

 戦うということについて小林は「人生を生きるということが既に戦うということ」だとコメント。そして、ハンガーゲームに参加することになったらどうしますか?の質問に「映画には色んな武器が登場しますが、私は高さ6メートルあるペットのカタツムリのツムコを連れて行きます。今は倉庫で眠っています」と自身の衣装をペットと表現し戦うことをアピール。

 映画にちなんで今年中に完結したいことはと聞かれると「映画は完結しますが、私はまだまだ完結しません」とこれからの活動への意気込みを魅せた。

 イベント後の囲み取材では、ラスボスと呼ばれていることについて「ファンレターにもラスボスって書いてくるんです。最近は慣れましたね。街を歩いていても呼ばれます」とラスボスと呼ばれることを本人も楽しんでいる様子。そして、炎の演出について「あれは初めてでしたね。貴重な経験です」と燃え上がる演出は意外にも初体験と語った。

 最後に今やりたいことはと聞かれると「ジャンルとか考えずに新しいことに向かって行きたい。挑戦したいことはあるがまだ言えません」とラスボスの最終形態はまだまだ先のようだ。  【取材・村上順一】

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