芋生悠

 活動のモチベーションに繋がる音楽を聞く連載「私のモチベ曲」。今回は映画『こいびとのみつけかた』(公開中)でヒロインを務める芋生悠。おっとりした語り口とは裏腹に観るものを引き込む演技は圧巻で、『ひらいて』(21/首藤凛監督作)や『牛首村』(22/清水崇監督作)などの難役をも自分のものとする、まさに演技派女優だ。そんな彼女のモチベ曲は、規格外のグループとうたわれ、瞬く前に世界を席巻した韓国発の「XG」だ。

 【動画】モチベ曲を語る芋生悠

 芋生悠「今すごくハマっています。XGさんがデビューする前のティザー映像を観た時に『かっこいい!』と思ってそこから追っていくようになりました。最初の曲から心を掴まれてずっと好きです!」

『こいびとのみつけかた』あらすじ

コンビニで働く女の人・園子(芋生悠)に片想いをしているトワ(倉悠貴)は、毎日植木屋で働きながら、彼女がどんな人か想像している。

朝起きてすぐ元気なんじゃないか、一緒に歩いてても置いていかれるんじゃないか、でもその後ろ姿はすごくかわいいんじゃないか。

園子を見つけるまでの彼は、恋人を作りたいと思ったことはなかった。

考える時間がなくなってしまうからだ。

彼は気になる記事をポケットいっぱいに詰め込んで、イギリスのEU離脱やミツバチが絶滅したら人類が滅亡することを気にかけていた。

でも今は園子のことで頭がいっぱいだ。

話せるようになったら何を話そう。その前にどうやって話しかけよう。

彼がついに思いついたのは、木の葉をコンビニの前から自分がいる場所まで並べて、彼女を誘うことだった。

二人は言葉を交わすようになり、周囲にはよく理解できない会話で仲を深めていくのだが、園子にはトワにうまく言い出せないことがあり…

変わり者のトワと、変わり者の園子。二人にしかわからない世界。

二人にしか分からなくていい関係を作り出すラブストーリー。

公式サイト
https://koimitsu.com/index.html

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