2nd Full Album『心海』をリリースしたばかりの神はサイコロを振らないが、初の海外公演として、台湾・高雄で開催された『Takao Rock! 2023 - 打狗祭 –』10月8日のメインステージである“海風”ステージに出演。本フェスは今年で3回目の開催、54組のアーティストが出演した。

 この日のためにメンバー全員で中国語を勉強したという神サイ。冒頭から柳田が中国語のMCで盛り上げながら、「巡る巡る」「キラキラ」を披露。さらに夏曲「カラー・リリィの恋文」を披露すると、まだまだ暑い気候の高雄に涼しい風を吹かせた。

その後のMCではメンバー全員が中国語で自己紹介を行い、ボーカル柳田は「僕たちの音楽が海を越えて台湾の皆さんに届いている事が本当に嬉しいです。言葉が違っても、私達はみんな人間です。今、世界中で起きてる争いが無くなる事を願って、この曲を送ります。」と、中国語で楽曲に込めた思いを伝え、世界平和を願った楽曲「六畳の電波塔」を披露。その後、「タイムファクター」では歓声がより一層激しくなり、次曲の「夜永唄」では、日本語の歌詞を口ずさむオーディエンスも見られ、多くのオーディエンスを魅了した。

柳田周作

次のMCでは何度も感謝の言葉を伝え、「“言葉”は人を傷つける為ではなく、人を幸せにする為に使ってください。」という願いを中国語で伝え、アルバム『心海』のリード曲「Division」を披露。そして、最後に日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』の挿入歌であった「修羅の巷」を披露すると、観客のボルテージは最高潮に。台湾でも親しまれている楽曲だということが会場の熱量から強く感じられた。

最後に「絶対また帰ってくるからね!それまでみんなに幸せな日々が訪れることを祈ってます!」と中国語で伝え、初の海外公演を締めくくった。

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