島雄こなつ、倉島颯良、内村光良監督が23日、都内で行われた短編映画『夏空ダンス』公開御礼舞台挨拶に登壇した。

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 内村光良にとって『ピーナッツ』(2006)、『ボクたちの交換日記』(2013)、『金メダル男』(2016)に次ぐ4作目の監督作。故郷の熊本県人吉・球磨を舞台に、大地震、水害を受けてきた市民が復興に向けて立ち進んでいく姿を描く。

 主演を務めるのは演技経験もなかった島雄こなつ。日本テレビ系バラエティ番組『世界の果てまでイッテ Q!』内で取り組んでいるダンス部企画で、神奈川のダンスチームのメンバーとして活動していた。

 「(復興途上の)この景色を映像に残せたらと思い始めて…」(内村)。そんな矢先に島雄と出会い「踊ると天才。それに一目ぼれして。故郷の更地で踊ったら絵になる、これを見て元気になれると思った」と主演に決めた。

 島雄が演じるのは、高校3年生を中心にダンス映像作品を撮影している人吉の高校ダンス部の中心人物。撮影で特に印象的なのは、花火をバックに踊る姿。

 この撮影のために入念に準備を進めてきたものの「どしゃぶりのなか、何回もやって。こなつちゃんにバク宙はテイク10ぐらい撮らしてしまって、ちょうど回転するときに花火が上がって欲しくて。でもなかなかタイミングが合わなくて。それで足痛めちゃって、泣いちゃって…本当に申し訳ない」と頭を下げつつ「でも本当に忘れられない1日でした」と感無量の様子だった。

内村光良

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