ⓒ若山和子

 第76回カンヌ国際映画祭「カンヌ・プレミア」へ正式出品された映画『首』(11月23日公開)の北野武監督、西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、浅野忠信、大森南朋が現地でレッドカーペットアライバルに臨んだ。

 【動画】レッドカーペットを歩く北野武監督・西島秀俊・加瀬亮・中村獅童・浅野忠信・大森南朋ら

 レッドカーペットが敷かれた会場。石畳には、数多くの映画スターの手形が残され、その中には黒澤明のものも。そんな歴史ある場所に訪れた6人はフォトコールでのカジュアルな装いとはうって代わり、北野監督を筆頭にタキシードと、中村は紋付袴姿の正装で登場。

 北野監督は『アウトレイジ』以来13年ぶりのカンヌということもあり、貫禄たっぷりに堂々と歩き、「キタノー!」という熱狂的なファンの歓声に手を振る姿も。そしてカンヌ国際映画祭代表のティエリー・フレモー氏と熱い抱擁を交わし、再びカンヌの地での再会を喜び合った。

 本作は、構想に30年、制作費15億円を投じた戦国スペクタクル。舞台は戦国時代。羽柴秀吉、明智光秀、織田信長、徳川家康ら戦国武将と本能寺の変を描く。信長の跡目をめぐる様々な欲望と策略が入り乱れ、血肉が飛び散る戦から燃え上がる本能寺へと突き進む物語。

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