森七菜、菅田将暉から「殺気を感じて…」鬼気迫る芝居に圧倒される

　役所広司、菅田将暉、森七菜、豊田裕大、坂井真紀、田中泯、成島出監督が５日、都内で行われた映画『銀河鉄道の父』初日舞台挨拶に登壇した。

　【動画】菅田将暉の芝居に圧倒されたと明かす森七菜

　宮沢賢治が「ダメ息子だった！」という大胆な視点を軸に、大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた小説「銀河鉄道の父」（門井慶喜著）を映画化。無名だった宮沢賢治がどんな人生を歩もうと支え続けた父と家族が描かれる。

　主演で宮沢賢治の父・政次郎を役所広司、長男・賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、賢治の弟・清六を豊田裕大、母・イチを坂井真紀、祖父の喜助に田中泯が演じる。

　この日は、今だからこそ聞きたいことを共演者に質問し合った。

　森は、菅田演じる宮沢賢治が鬼気迫る雰囲気で読経するシーンの舞台裏に興味津々。「菅田さんが来た時に怖くて、殺気を感じた」と言う森に、菅田は「撮影前に近くのお寺で正座して精神統一をしたら気持ちが昂った」と明かし、森は「私はいざという時は正座します」と返した。

　一方、政次郎として制止に入った役所は「菅田君は仮面ライダーもやっているから…。アクションは怖かった」と迫力を絶賛した。

森七菜