INTERVIEW

沖侑果

初写真集見どころは幻の腹筋?「すごく鍛えたけど、もうないんですよ笑」


記者:木村武雄

写真:木村武雄

掲載:23年05月06日

読了時間:約6分

 STU48沖侑果の1st写真集「遊泳禁止」(玄光社)が発売された。グループのコンプライアンス担当で知られるが、本作ではその任を解いて水着やランジェリーなど大胆なカットに挑戦した。「鍛えたウエストからヒップラインを見て欲しいです!」。彼女への期待値は数字にも表れ発売前に重版が決定。まさに順風満帆な船出となっている。【取材・撮影=木村武雄】

――写真集発売が決まった時は?

 ドッキリ形式で発表されたので、最初は嬉しいというよりも何が起きたのか分からない半信半疑の状態でした。でも本当に出ると知った時は嬉しかったです。

――STU48のメンバーによるソロ写真集は、卒業した薮下楓さんを含めると5人目です。

 写真集は、選ばれたメンバーしか出せないものと思っていたので、私はもちろん、ファンの方も驚いていて(笑)。でも私が出せることによって、他のメンバーものちのち出しやすくなるのかなって思っているので本当に出せて良かったです。

――撮影に向けた準備は?

 撮影までに1カ月間ぐらい準備期間があったんですけど、パーソナルジムを紹介してもらい、週に2回通っていました。主に脚と二の腕、あとお尻を鍛えていました。

――撮影当日は?

 カメラマンさんとは初対面ではなかったんですけど、長丁場の撮影が初めてだったので、緊張を解してくれるように歩きながら話して、そこを撮るという感じで始まりました。だんだん慣れていって自分からいろんなことができるようになりました。

――ロケ地に向けた道中は?

 バスで行ったんですけど、着くまでに意外と時間があったので寝ていました。でも気付いたら雪が降っていて。山陰地方がロケ地だったんですけど、2月だったので寒くて。瀬戸内からすごく近いのに全然違うんだなって思った記憶があります。

――水着の撮影も寒い中で?

 そうなんですよ!2月の日本海で本当に寒くて。でも太陽は出ていたのでキラキラしたキレイな海で撮影できて良かったと思います。でも、海の中には入れませんでした(笑)。

沖侑果

沖侑果

――思い出深いエピソードは?

 最初の方のページに海で佇んでいるシーンがあるんですけど、そのカットは「切ない感じで撮影したい」と伝えて撮って頂いたカットです。その気持ちが通じたのか天候がすごく悪くて(笑)。風も吹いてるし、曇ってるし、雨もちょっと降ってきて、本当に悲しい気持ちになるようなシチュエーションで撮影できたので良かったです(笑)

――表紙カットはどういうシチュエーションで?

 駅で撮ったんですけど、普通に佇んでいたらカメラマンさんが「ちょっとスカートを持ってみようか」と。それで撮ったシーンです。エモいですよね!自分もすごくお気に入りです。秋元先生が表紙にこのカットを選んでくださったこともすごく嬉しかったですし、ファンの方からもすごく好評で。たぶんチラっと見えてるからいいのかなって思います。表情はいい表情してますね、ピュアです!

――沖さんは笑顔の印象が強いのでこういう表情は新鮮ですね。

 本当ですか?確かにそうですね。でも笑顔のイメージありますか?嬉しいです!笑顔が似合わないタイプって言われることが多いから!ありがとうございます!笑った時に目がなくなるねってファンの方から言ってもらうことが多くて「その表情もすごく好きだよ」って言ってくれる方もいて、秋元先生から頂いた帯コメントに「可憐な微笑みは、南の島の透き通る海のようだ。あまりに、ピュア」って書いてあるんですよ。だからそういう姿を見てもらいたいなって思います。

STU48 沖侑果 1st 写真集 遊泳禁止(C)GENKOSHA Co.,Ltd. 2023

――裏表紙は?

 これはランジェリーカットでほぼすっぴんで撮ったカットなんですけど、結構お気に入りなんです。彼女感があって、こちらも見てもらいたいです!

――すっぴんも綺麗ですね。

 (照れ笑い)いろんな力があって、ヘアメイクさんとか、光や影とか色々ありますが、ベストコンディションで撮れて良かったです。

――今回、水着やランジェリーにも挑戦しましたが緊張は?

 撮影自体は自分の中でのベストコンディションで挑めたので緊張はありませんでした。フィッティングの時の方が緊張しました(笑)。フィッティングはすっぴんでやったんですよ。何着もいろんな水着を試着して鏡を見て。それをカメラマンさんや編集スタッフさんたちに見られて「ああだこうだ」みたいに談義が始まるんですけど、ちょっといたたまれない気持ちになりながら…。撮影当時は大丈夫なのかなと思ったんですけど、大丈夫でした(笑)

――腹筋がすごいですね。

 いや、すごく見えるじゃないですか?もうないんですよ(笑)。この時は縦に筋が入るぐらいの腹筋があったんですけど、今は何もなくて幻の腹筋ですね(笑)。

――特に見て欲しいカットは?

 やっぱり腹筋やウエストからヒップラインとか下半身を特に鍛えたので、見てもらいたいなって思います。

取材会でお気に入りカットを広げる沖侑果。美腹筋が露わに

――撮影最終日の思い出はありますか?

 自分の中で一番お気に入りの和服を着たカットがあるんですけど、それは本当に自分がずっとやりたいと言っていて、ファンの方も見たいって言って下さったカットなので、楽しみにしてもらいたいなって思います。レトロな雰囲気のすごく趣きある旅館に行って撮影してきたので、楽しんでいただけたなと思います。

――メンバーの反応は?

 後輩メンバーがめちゃくちゃ褒めてくれたりとか、内海里音ちゃんは数々の褒め言葉をくれたり、先輩メンバーも言ってくれたり。

――中村舞さんは?

 舞Qは、ずっと「沖ちゃんが写真集完成したらを帯とタイトル決めてあげようか」と冗談で言ってくれていました。

――そんな中村舞さんとよくケンカしていると。

 ケンカはしてますね。していないときの方が少ないぐらいです。なんかすぐ怒られるんですよ。「沖ちゃんは人の気持ちを考えたことがない」ってよく怒られます。私としては普通なんですけど、ふとしたこととかで…何か…「カエル化現象」って分かりますか。好きな人がこれやってたら冷めるみたいな。私に対してよくあるらしくて。よく彼氏とかがフードコートでお盆を持ってキョロキョロしてたら冷めるみたいな。その何気ない行動が冷めるみたいなこと「カエル化現象」って言うみたいなんですけど、私に対してそれが起きるらしくて。カレーライスを混ぜて食べていたらこちらをじっと見てきて。それで私が「えっ?」っていう表情をしたら「混ぜるタイプなんだね…」って。(信濃)宙花は私たちを見て呆れてます(笑)。

――とはいえ本作については、同期初の写真集になるわけですから自分のことのように喜んでいると思いますよ。それでは最後にメッセージをお願いします。

 自分のやりたいことをいっぱい詰めて、そしてファンの方からの要望もたくさん詰まった写真集になっていますので、皆さん是非是非見てくださると嬉しいです。コンプライアンスも開放しているので、楽しみにしていてください!

沖侑果

(おわり)

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木村武雄
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