宮崎あおいが22日、都内で行われた『かがみの孤城』(原恵一監督)公開前夜祭舞台あいさつに登壇した。クリスマスを意識した赤色のブーツにシースルーのトップスをロングスカートにインした大人の装いで魅了した。

 【動画】シースルートップスで大人の装いで臨んだ宮崎あおい

 本作は、辻村深月の同名ベストセラー小説をアニメ映画化。学校での居場所をなくし家に閉じこもる中学生・こころ(當真あみ)を主人公に「鏡の中の城」で巻き起こるファンタジーミステリー。

 こころを優しく見守るフリースクールの先生・喜多嶋先生の声を演じた宮崎あおいは前回、本作のプレミアイベントに登壇したときを振り返りながら「當真さんが初めての舞台あいさつとおっしゃっていて、そこに立ち会えたのがうれしかったです。初めては1回しかないから。これから変化していくのを見ていきたいなと、(演じた)喜多嶋先生と同じ気持ちで當真さんを見ています」と、當真に温かいまなざしを向けていた。

 本作は、口コミの中に「何度も観たくなる映画」「自分も頑張ろうって思える映画」「全人類楽しめる映画」とさまざまなコメントがたくさんあることから、この映画を「◯◯◯な映画」と、登壇者に一言で表現。

 宮崎は「世界を変えてくれる映画です。学生のときは学校がすべてと、友達とうまくいかなくて何もできなくなる時期があるけれど、大人になるとそんなことはない。違う世界に足を踏み入れたらちっぽけな悩みだったと思えます。これは大人にも当てはまると思います。今いる場所が苦しくてもそこがすべてではない。視点を変えてくれる映画です」と語った。

宮崎あおい

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