アイドルグループ・Berryz工房が3日、日本武道館で行われたライブで無期限活動休止に入った。ライブ終了後、メンバーはそれぞれ自身のブログを更新し、11年間の活動に対するファンへの感謝のメッセージを綴った。

 徳永千奈美と菅谷梨沙子は、ライブ終了後の早いタイミングでファンへの感謝を伝えた。会場に来られなかった人にも、少しでも早くメッセージを届けたいとする2人の熱い気持ちが文面から滲み出た。

 徳永は「Berryz工房大好きです。みなさんたくさんの愛をありがとう。また会えるよね!」とし、菅谷「ファンのみなさん。Berryz工房に出会って下さってありがとうございました」と綴った。

 嗣永桃子は、“ももち”らしくピンクの可愛いハートマークを目一杯に添えて綴る。ライブ終了直後のタイミングでは、まだ無期限活動停止の実感が沸かないのが正直な感想としながらも、「とにかくひとつわかるのは…Berryz工房大好き Berryz工房でよかった 今までありがとうございました。そして…これからもよろしくねっ」とBerryz工房として過ごした11年間とファンへの感謝、そして、新たなスタートラインに立つ心境を綴った。

 須藤茉麻は、鮮やかななステージ衣装に身を包んだ7人の記念写真を掲載。目一杯の笑顔が活写された写真の上に、「ファンのみなさん。Berryz工房に出会って下さってありがとうございました」と、“出会い”に感謝する言葉を書き添えた。

 清水佐紀はファンの存在を「元気の源」と表現した。スタッフやマネージャーなど陰ながらBerryz工房を支えた人たちそれぞれにも感謝の気持ちを書き添えた。そして、「家族にもたくさん迷惑をかけました。ツライ思いもたくさんさせてしまいました。それでもたくさんコンサートや舞台を見に来てくれたり、ベリーズがでる雑誌やTVは毎回チェックしてくれて、1番近くで応援してくれていました。本当にありがとう」と、悩みや苦しみ、喜びを分かち合った家族に心からの感謝を伝えている。

 熊井友理奈は「後悔しない!!って言うと嘘になるけど、、、」と本音をこぼす。ただ、「というかこれだけ幸せな人生を送ってこれたんだから後悔して当たり前だと思う。でも、その後悔を前向きに考え“Berryz工房になれてよかった”って今後の人生、胸を張って言える自信があります」と晴れやかに心情を綴る。「みんなに出会えてよかった。Berryz工房として過ごしてきた時間は私の一生の宝物です」と強く優しいメッセージで11年間、オーディションを含めると12年半もの間、応援してくれたファンへ感謝を伝えた。

 7人それぞれが自らの言葉で綴ったファン、スタッフ、家族への惜別のメッセージ。喜怒哀楽の感情を惜しみなく捧げ続けたBerryz工房11年間の軌跡は、彼女たちを支え励ましてきた人たちの胸にいつまでも残り、新たなスタートへの力強い支えになっていく。

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