<ゴールドディスク大賞>嵐が4年ぶり返り咲きV3、「アナ雪」関連は特別賞など7冠
第29回日本ゴールドディスク大賞で特別賞など受賞した「アナと雪の女王」
昨年1年間、CDや音楽ビデオ、音楽配信などの売り上げが最も多かったミュージシャンたちに贈られる「第29回日本ゴールドディスク大賞」(一般社団法人日本レコード協会主催)の受賞作品・アーティストが2日発表され、アイドルグループの嵐が「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門で3度目の受賞を果たした。
今回の受賞作品・アーティストは、60作品・アーティスト。昨年1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門では、嵐が2011年以来4年ぶりに返り咲いた。
嵐は、アルバム『THE DIGITALIAN』で「ベスト5アルバム(邦楽)」、『アラフェス’13』『ARASHI Live Tour 2013 “LOVE”』の2作品でそれぞれ「ベスト・ミュージック・ビデオ(邦楽)」を受賞しており、4冠の栄誉に輝いた。メンバーは以下の通りにコメントしている。
「昨年の活動がこの様な賞に結びついたことを大変嬉しく思います。この賞は、曲を生んでくださった作家さん、携わっているたくさんのスタッフ、そして何よりファンの皆さまが手に取って下さって、いただけた賞だと思っています。これからもファンの皆さまに楽しんでいただける作品を作っていけるよう、僕ら自身も楽しんで音楽活動を続けて行きたいと思います」
洋楽部門ではワン・ダイレクションが2年連続受賞した。「ベスト・エイジアン・アーティスト」では東方神起が選ばれ、昨年に引き続きの受賞となった。
また、昨年世界中を席巻した映画『アナと雪の女王』は今回、「サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」と「特別賞」を受賞した。また『レット・イット・ゴー』は、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」において松たか子、イディナ・メンゼルの邦洋ダブル受賞を成し遂げると同時に、May J.も「ベスト5ソング・バイ・ダウンロード」を受賞。「アナと雪の女王」関連作品としては、今回7冠という栄誉を成し遂げた。
<主な受賞作品およびアーティスト>
▽アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)=嵐
▽アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽)=ワン・ダイレクション
▽ベスト・エイジアン・アーティスト=東方神起
▽ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)=ジャニーズWEST
▽アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽)=次の足跡/AKB48
▽シングル・オブ・ザ・イヤー(邦楽)=ラブラドール・レトリバー/AKB48
▽特別賞=アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック/V.A.