(C)オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員

 奥平大兼が、森七菜と映画『君は放課後インソムニア』(2023年公開)でW主演を務めることが決まった。自身初の映画主演。「楽しんでいただけたら嬉しいです」と期待を膨らませる。

 オジロマコト氏による同名漫画を、映画『東南角部屋二階の女』(08)やTVドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(21)の池田千尋監督が実写映画化する。

 石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生・中見丸太(なかみ・がんた)が、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で、同じく不眠症の曲伊咲(まがり・いさき)と出会うことから始まる青春物語。

 森七菜が演じる女子高生・曲伊咲と同じく眠れない夜を過し、偶然にも天文台で伊咲と出会う男子高生・中見丸太を奥平大兼が演じる。

 奥平は、『MOTHER マザー』(20/大森立嗣監督)で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞など新人賞を総なめ。第72回ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞を授与した『マイスモールランド』(22/川和田恵真監督)では主人公の心の拠り所・聡太役を好演し、高い評価を得た。

 そんな奥平が満を持して映画初主演を飾る。

 奥平「このお話を聞いて台本を読んだとき、僕が演じる中見丸太だけでなく、登場人物全員に惹かれるものがありました。物語の雰囲気も色があって、とてもお芝居するのが楽しそうだなと思っていました」

 その中で迎えたクランクイン。撮影は、物語の舞台でもある石川県七尾市を中心に行われた。

 奥平「地域の皆さんがとても優しく、温かくて、すぐに七尾市が好きになりました。自分の学生生活では体験出来なかった事を撮影を通して体験でき、他のキャストの皆さんもほんとにそのキャラクターが存在してるかのようにピッタリで、お芝居するのも楽しかったです」

 幾分早く訪れた夏空と、海や山に囲まれた土地に流れる空気感の中、初々しさと芯の強さを兼ね備えた若き才能が池田監督演出のもと、細かく揺れ動く主人公の心情を体現する。

 池田監督「森七菜さんと奥平大兼くんは、私の想像など軽々と超えて大きく膨らみ、伊咲と丸太として生きた時間をカメラに焼き付けてくれました。原作に感じた、今この瞬間にしかない奇跡のようなものが、二人が体現することで本当になっていく。そんな日々から生まれた映画です」

 原作者のオジロマコト氏も期待を寄せる。

 オジロマコト「奥平大兼さんは、以前から出演作を拝見していました。それが本当に素晴らしくて、今回丸太役をやって下さると聞いてとても嬉しかったです。漫画と同じく舞台は石川県、撮影は七尾市で行われました。漫画で描き切れない美しい能登の風景と、森さん奥平さんという瑞々しいお二人をスクリーンで観るのがとても楽しみです」

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