嵐莉菜(上)と奥平大兼(C)2022「マイスモールランド」製作委員会

 嵐莉菜と奥平大兼が、世界三大映画祭『第72回ベルリン国際映画祭』(ドイツ・ベルリン)会期中の現地時間12日、映画『マイスモールランド』(今年5月公開予定)のワールドプレミアでビデオメッセージを寄せた。

 是枝裕和監督が率い、西川美和監督が所属する映像制作者集団「分福」の
気鋭の新人監督・川和田恵真監督の商業映画デビュー作『マイスモールランド』は、在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに“自分の居場所”に葛藤し、成長してく姿を描く。

 5カ国のマルチルーツを持ち、『vivi』の専属モデルとしても活躍する主演の嵐莉菜が埼玉に住む在日クルド人の高校生・サーリャを演じ、東京に住む少年・聡太を注目の若手俳優・奥平大兼が演じている。

 本作の川和田恵真監督がベルリン現地入りし、今回、現地での参加が叶わなかった主演の嵐莉菜と共演の奥平大兼の2人は、コメントを映画祭へ寄せた。祖父がドイツ人である嵐莉菜は、自身のルーツに縁を感じたことをコメントし英語とドイツ語で挨拶、奥平は流暢な英語で挨拶した。

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