ピアニスト・作曲家の小川紗綾佳が、大正大学の学生たちと共作したMV「empty」を1日、公開した。

 小川紗綾佳は、アーティスト活動と並行し、いのちの大切さを伝える道徳授業の特別講師として、高谷秀司(ギタリスト・NPO再チャレンジ東京企画室室長)と全国の小学校へ訪問演奏を行ってきたが、自身が選考に携わったあるポスターが話題となっている。子どもたちのSOSを見逃さないよう呼びかけるいじめ・自殺防止のポスターだ。SNSをきっかけに心に響くとたくさんの人の共感を呼んでいる。

 そんな彼女が今回初めて大学生と制作したMVを発表した。楽曲は2020年リリースのアルバム「百徳鍵盤」に収録された「empty」。小川紗綾佳のオリジナルで、トラックメイカーのmiffrinoがアレンジを手掛けている。

 大正大学は、近年クリエイターの育成に力を入れており、広告や映像制作に特化したCMゼミでは業界の第一線で活躍する教授の指導の下、優秀な人材を輩出している。

小川紗綾佳×大正大学

 制作がスタートしたのは昨年の春。リモートで企画会議を行いながら学生がチームに分かれて企画。緊張した面持ちでアーティストの前でプレゼンを行った。コンペで選ばれた企画を学生が一貫して撮影・編集を行い納品まで手掛けた。初々しい中にもキラリと光る才能が溢れた作品となっている。

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