中居正広

 中居正広が16日放送の自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「中居正広 ON & ON AIR」に出演。今季限りでの現役引退を発表した北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手が抱えた苦悩を思いやった。

 野球好きで知られる中居。この日の放送の冒頭、埼玉西武ライオンズの松坂大輔投手や中日ドラゴンズの山井大介投手が現役引退を発表したことに触れ、さらに、斎藤投手の名前を挙げた。

 斎藤投手は2006年、早稲田実業高校3年生の時、第88回全国高等学校野球選手権大会で“ハンカチ王子”として話題を集め、見事に優勝。“マー君”こと田中将大投手(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)のいた駒大苫小牧高校との決勝戦は引き分け再試合ともなり、野球ファンに限らず多くの人の感動を呼んだ。

 中居は「そっかあ」としみじみと口にし、「歯がゆかっただろうな、ね」と続け、マー君とのキャリアを重ね合わせながら「斎藤投手はケガもあり、調子も上がらず…」と斎藤投手の心中をおもんぱかった。

 そして、「歯がゆいというか、ジレンマというか、『なんで自分は思ったとおりに行かないのかな』『理想通りに行かないのかな』」と心の内をくみ取り、「ケガとの…ねえ、続きましたからね。11年間かあ。今年はやり切ったなあって年、一度もなかったんじゃないのかな」と抱えた苦悩を思いやった。

 ドラフト1位は学生時代から好評価を獲得し、1軍での活躍が大いに期待されていることを口にする中居。ただ、「プロに入ったら『ああ、なかなか思うようにいかない』っていう…これがやっぱりプロの世界なのかなあっていうのはね…思いますよね。歯がゆいよなあ、本当に」とも言及。プロ野球が厳しい世界であることを改めて感じている様子だった。

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