中居正広、引退を「考えたこと…あるでしょう、あるよね」

　中居正広が18日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『中居正広 ON ＆ ON AIR』に出演し、引退について考えたことがあると語った。

　冒頭、リスナーからの“芸能人の引退”に関する質問を取り上げた中居。「妄想とか空想で引退を考えたことってあったりしますか？」などと問われた。

　これに「考えたこと…あるでしょう。フフフフフフ。あるよね。50（歳）近いからかなあ、うん、ある…じゃない？」と引退を考えたことがあると肯定した中居。「意外となんか平坦というか、ちょっとそんな可もなく不可もなくな、ず～っと刺激のない時に、そういうこと考えることもしたんじゃないのかな」と自身を振り返った。

　続けて「例えば僕、結婚してて子供もいて大きくて、そろそろお孫さんも、とかって考えると、ああ家でおじいちゃんすんのもいいな」と引退した場合の暮らし方に言及。「息子も働いて、息子の奥さんや娘も働いててってなるとあるかもしれないけど、俺一人で家にいて、引退したらずっと家にいるんだよ」とイメージを具体的にふくらませる。

　そして、「引退した次の日に、じゃあ表出て顔ささないかつっても変わんないから。そこなんだよね、引退したところで、ガラッともう表出て、っていうのでもないだろうし」と引退しても周囲の環境が変わらないことを指摘した中居。「なんとなくあるんじゃないのかな。聞いたことないけどね、他の人」とも述べた。

　その上で、「じゃあ、何のために働いてるんですか？って…家族を養うため…ではない。自分のやりたいことが山ほどある…でもない」と語った後、「じゃあ、僕の原動力はなんなのか？」と自らに問いかけた中居。その問いへの答えを出すことなく、そのままキャンディーズの楽曲を流した。

　この放送を聞いたファンはツイッターに「引退しても、中居くんが幸せならいいよ。シヌほど泣くけど…」「中居君が引退を考えたことあるって…事がめちゃくちゃショックだ…」「お爺ちゃんになってもやってて欲しい」「何故今引退の話をするのかな？かかった曲も解散したキャンディーズ」などのコメントを書き込んでいる。

　最近の芸能界では、ダウンタウンの松本人志がフジテレビ系『ワイドナショー』で「数年で辞めるよ」などと語って話題に。芸能人の引退については適宜、話題に上ることも多いテーマとなっている。