路上ライブを活動の基盤にし、現在では都内は勿論、大阪、愛知、北海道、福岡などの路上ライブにも、多くの若者が押し寄せているシンガーソングライターの”きゃない”が15日に、1st Digital Single「イヌ」をリリース。同日にミュージックビデオのプレミア公開も行われた。

 誰しもが身に覚えのある感情や経験、人には言えない痛いほどの真実や本音を綴ったリアルな歌詞が人気を博し、デモ音源にも関わらず、配信サイトでは、沢山のメジャー曲に混じってのチャート入りを記録するなど、多くの若者の支持を得てきた。その中でも、今回リリースされた「イヌ」は、歌詞の内容が多くの女性の共感を生んでいる楽曲で、今年3月にTikTokで投稿した動画が即時200万回以上再生されるなど特に注目を集めていた。

「イヌ」ジャケ写

 ミュージックビデオは、カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に日本最年少での正式出品を果たした、映画監督の井樫彩が手がけ、「人間」の繊細な心情が存分に詰まった作品に仕上がっている。聴く人、見る人によって曲の解釈が変わる内容。

きゃないコメント

この楽曲はシンガーソングライターを始めて一番初めに書いた曲です。
既に存在している「人間」という言葉は「人の間」と書きますが、その「人の間」を維持する為に、人でしか満たされない僕ら人間は、誰にも会わない孤独感に敏感になりながら生きていると思います。
忘れられない誰かと自分との間にあった「何か」を他の誰かに求め期待して生きている。
その期待が叶わない日々に自分が壊れていく事を自覚しながらも繰り返し他の誰かを欲しがらずにはいられない。
誰かに飼われて、ある日捨てられ、新しい飼い主を探して生きるしかない。
そんな状態の「イヌ」みたいなあなたや僕自身を歌っている曲です。
聴く人、見る人によって解釈も変わる作品になっていると思いますので、沢山の人の心に届くといいなと思っています。

井樫彩コメント

きゃないさんの楽曲を初めて聴いたとき、一目惚れのような感覚を受けました。
繰り返し聴けば聴くほど旨味が増すようなこの楽曲に、色々な演出を散りばめました。
ぜひ楽曲と共に、ミュージックビデオも楽しんで頂けたら嬉しいです。

作品情報

2021.9.15 Release「イヌ」

▼各配信ストア
https://linkco.re/9NG5h4xe

■ライブ情報
●路上ライブ(雨天中止の可能性あり)
9月18日(土)@埼玉
9月25日(土)@千葉
10月2日(土)、3日(日)@名古屋
10月9日(土)、10日(日)@大阪
*随時情報を更新していますので、最新情報と詳細はSNSでご確認ください。

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