歌に乗せたお笑いネタ。往年人気を集めたのは牧伸二さんや横山ホットブラザーズなど。最近では「もしかしてだけど~♪」のフレーズが印象的な、どぶろっくの活躍が目覚ましい。12日夜に放送された日本テレビ系『ナカイの窓』(毎週水曜23時59分)では、近年活躍する若手・中堅の歌ネタ芸人が登場し、知られざる内情を語り合った。

 この日、出演したのは中居正広、次長課長・河本準一をMCに、どぶろっく、AMEMIYA、ダブルネーム、馬と魚、森三中・黒沢かずこ(千手観音かずこ)。そして次世代を期待されるケチン・ダ・コチン、クマムシ、ハロー植田。

 歌ネタのお金事情に関するテーマでは、「そこそこ儲かります」と語ったAMEMIYAは代表的な歌ネタ『冷やし中華はじめました』はCD化され、作詞、作曲、歌唱すべての印税が入ってくると説明。1度だけ経験した最高月収は1000万円であることを明かした。

 印税はCDに限らず、音楽配信(ダウンロード)やカラオケからも得られるとし、特にカラオケ印税については「助かりますよね」としみじみ。どぶろっくも「忘れたころにガンッって入ってきます。でもそんなこともないです」とした。そのどぶろっくは営業の活動が多く、年間162本。1日多い時で5本をこなすという。

 ギャランティについては、EXILEなどのモノマネで最近人気を集めるダブルネームは、ディナーショウで1時間ネタを行った場合は数十万円。AMEMIYAの場合は過去最も多かったギャラは100万円、『R-1ぐらんぷり2014』で準優勝した馬と魚は8万円であると明かした。

 トークではそのほか、歌ウマ芸人界におけるギターテクニックがある芸人とそうでない芸人、お互いのネタを交換、商売道具のギターなどについて語り合うとともに、それぞれネタを披露し合った。

 同番組は、トークと心理学で切り取るトークバラエティ。毎回あるテーマに沿ったゲストを招いてトークを展開、そのトーク中に見られる行動から心理状態を分析する。MCはSMAPの中居正広。次回は「世界で活躍するパフォーマーSP」をテーマに陣内智則やクロースアップマジシャンのKiLa、ダンスアーティストの黄帝心仙人、ヒューマンビートボクサーDaichi、フリースタイルフットボーラー徳田耕太郎が出演する予定。

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