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 7月から静岡県内で撮影が行われている2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のロケ写真が20日、公開され、主演の小栗旬がコメントを寄せた。

 【写真】大泉洋が演じる源頼朝。馬にまたがる

 三谷幸喜氏作の本作は、鎌倉時代、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかが描かれる。

 6月上旬にクランクイン。物語の序盤の舞台地となる静岡県内のロケは7月上旬から約2週間行われる予定。北条家ゆかりの地・伊豆の国市のオープンセットを中心に沼津市や裾野市、富士宮市など各市で収録。北条義時(演・小栗旬)ら北条勢が、伊豆の平家方の館に攻めかかるシーンや、挙兵した源頼朝(演・大泉洋)の軍が、父・義朝の拠点だった鎌倉に入るシーンなどの撮影に臨んでいる。

 ロケともあって戦のシーンも多く、小栗は「今まで出演した大河ドラマの中で、今回が一番戦っているかもしれません」。時代が平安時代末期~鎌倉時代ということもあり殺陣は「技術がどうこうというよりも、荒っぽく、坂東武者の荒々しさのようなものをテーマに演じています」とし「そこの部分はうまく出せていっているのではないかと思います」と自信をのぞかせる。

 撮影には地元のエキストラも参加。オープンセットのある伊豆の国市を中心に、近隣の自治体から参加し、農民や兵士、行商人など様々な役を演じているという。

 また、番組ロゴも完成した。デザインは、デザイナーの佐藤亜沙美さんが手掛けた。

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