横浜流星、吉高由里子に花束&生歌のサプライズ
「きみの瞳が問いかけている」舞台挨拶
横浜流星、吉高由里子、三木孝浩監督 (C)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会 (C)2020 Gaga Corporation/AMUSE Inc./Lawson Entertainment,Inc.
吉高由里子、横浜流星、三木孝浩監督が5日、都内で行われた、映画『きみの瞳が問いかけている』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇。サプライズで横浜が吉高に花束をプレゼントするなど、大きな盛り上がりを見せた。
アドリブから生まれたシーンについて尋ねると、三木監督は犬のスクに明香里が話しかけるシーンが吉高のアドリブだったと明かしたが、吉高は「スクがかわいすぎて…。これまで動物とお芝居することがなかったので嬉しかったです」と犬にメロメロだった様子。
一方、横浜は、犬たちとの相性があまり良くなかったようで「ただ嫌われて…。チビスク(小さい頃のスク)は懐いてくれたんですけど、大人になるにつれて『こいつ、ダメだ…』って思われたのか…?」と納得がいかない様子。吉高は「私の方が好かれてました! 横浜流星に勝てることがあった!」と喜んでいた。
また、キックボクシングの試合のシーンも、横浜のアドリブが活かされているそうで、横浜は「(相手が)プロの方だったので安心して自由にやっています」と振り返った。
吉高がこのコメントに乗じて、塁が野間口徹が演じる明香里の上司・尾崎をボコボコにするシーンについて「野間口さんのことも自由にボコボコにしてましたね。怖くて泣いちゃいました! あのシーンは全部ドキュメンタリーです」と笑い、横浜は「しっかり台本に書いてありましたから!」「アドリブではないです!」と慌てて否定。会場は2人のやりとりに再び笑いに包まれた。
この日は吉高と横浜から、感謝の気持ちを込めて、恋愛映画の旗手・三木監督にふさわしい真っ赤な花束をサプライズでプレゼント。三木監督は驚きつつ、改めて撮影を振り返り「この2人が奇跡的なタイミングで揃って、短い時間でしたが充実した時間が過ごせました。達成感のある作品になったのは2人のおかげです」としみじみと感謝の思いを口にした。
さらにこの日はこれだけにとどまらず、横浜から吉高に、9月の完成報告会にてサプライズで誕生日の祝福をしてもらったことへのお返しとして、花束をプレゼント。映画の中のワンシーンにちなんで、吉高が「歌のプレゼントがいいなぁ…(笑)」と漏らすと、横浜は劇中の塁そのまま、足を引きずり、歌を口ずさみながら花束を吉高に渡し、がっちりと固い握手を交わした。
この日の舞台挨拶で、キャスト、監督が関わる本作のプロモーション活動は最後となるが、吉高は「最後と思うと寂しい気持ちがこみあげてきます…」と語り、少し声を詰まらせながら「そういう作品にしてくださったみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。毎年、秋に(映画に出てくる)キンモクセイを見たら、この映画を思い出すのかなと思うと、自分の中で生き続ける作品になったんだなと思うし、みなさんにとってもそういう作品になってくれたら嬉しいです」と最後の挨拶。
そして「またこの組み合わせで一緒にできるように…」と横浜、三木監督とのチームでの再共演への願いを語りイベントは終了した。