宮沢氷魚

 俳優・宮沢氷魚が、『第12回TAMA映画賞』で最優秀新進男優賞を受賞した。今泉力哉氏で監督を務めた映画『his』で主演。同性愛者であることを隠して暮らす青年を好演した。宮沢は今回が自身初の映画賞受賞となる。

 【写真】好演した映画『his』の場面写真

 昨年10月から今年9月に一般劇場で公演される作品および監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰する。

 宮沢氷魚が受賞した「最優秀新進男優賞」は、“本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰”されるもの。「静かな佇まいと透き通るような眼差しで心の揺れ動くさまを自然に表現した。役に真摯に向き合う姿勢は、さらなる飛躍を予感させる」との評価を受け、今回の受賞となった。

 ほか俳優・監督陣には最優秀男優賞に福山雅治と濱田岳、最優秀女優賞に水川あさみと長澤まさみ、最優秀新進監督賞にHIKARI監督とふくだももこ監督、最優秀新進男優賞に宮沢氷魚と北村匠海、最優秀新進女優賞には松本穂香と森七菜がそれぞれ選出されている。

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