宮沢氷魚、伊藤沙莉

 古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子、みのすけ、山内圭哉、恒松祐里、真木よう子、鄭義信氏が4日、都内で舞台『パラサイト』合同取材会に臨んだ。

 【動画】寄生したい芸能人を挙げる古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子。それぞれの役どころも紹介

 取材会ではそれぞれの役どころや映画との違い、見所などが語られたなか、作品名にちなんで「寄生したい芸能人は?」という質問が飛んだ。

 真っ先に答えたのは江口。「私大谷翔平さん」と明かすと、キムラは宮沢氷魚を挙げた。一方の古田は「叶美香さん」と回答。

 劇中で兄妹を演じる宮沢と伊藤はなかなか思いつかず、考えた末に出したのは「一緒に寄生しよう」として「デヴィ夫人に一緒に寄生したい」と挙げた。

 本作は、第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールや、第92回米アカデミー賞で計4部門を受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』の舞台化。日本版『パラサイト』では、90年代の関西を舞台に繰り広げられる。

古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子、みのすけ、山内圭哉、恒松祐里、真木よう子、鄭義信氏

 家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながら地下のように一日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家。物語の中心となる、そんな金田一家の主・金田文平を演じるのは古田新太。

 身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める、文平の息子・純平を宮沢氷魚、同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る、純平の妹・美姫には伊藤沙莉、美姫に続いて家政婦として雇われる、文平の妻・福子を江口のりこが務める。

 また、金田一家とは対照的に高台の豪邸で暮らし、次第に金田家に「寄生(パラサイト)」されていく永井家の主人で、実業家として成功しつつも中身はまるで“土建屋の親父”・永井慎太郎に山内圭哉、美しく品もあるが天然な側面も持ち合わせる“奥様”・千代子を真木よう子、その娘・繭子を恒松祐里が演じる。

 さらに、永井一家の家政婦を務める安田玉子にはキムラ緑子、舞台『パラサイト』オリジナルの登場人物をみのすけが務める。

 台本・演出を手掛けるのは、『焼肉ドラゴン』『泣くロミオと怒るジュリエット』など数々の名作を世に送り出してきた鄭義信(チョン・ウィシン)氏。

 6月5日~7月2日に東京で、7月7日~17日に大阪で上演される。

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