椎名林檎が14年ぶりにTOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオに生

14年ぶりに生登場したTOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオでザック日本にエールを贈る椎名林檎

 サッカーテーマで話題の『NIPPON』を歌うシンガーソングライターの椎名林檎は、サッカーW杯ブラジル大会に挑むザック日本、そして長友佑都手にエールを贈った。椎名林檎が14日、TOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオから公開生放送の番組『JA全農 COUNTDOWN JAPAN』(土曜午後1時)に生出演した。

 2000年1月22日以来ソロとしては14年ぶりにスペイン坂スタジオに登場した椎名林檎は、ゴールドのミニワンピースで登場。「歌う訳でもないのに、ありがとうございます」とスタジオ前に集まったファンからの歓声に応えた。

 番組チャートで新曲の 『NIPPON』が1位になったことが発表されると「なんと、私です」と自身で曲紹介。NHKサッカー放送のテーマ曲となったこの曲は「3月くらいに具体的に(NHKから)オーダーがありまして、4月頭くらいからギリギリで制作にとりかかりました。自分の色気とかは出さず、おっしゃってることを忠実に再現したいなと思い作りました」と語った。

 また、「タイトルからしてすごいね、とか言われちゃうこともあるんですが、実はなでしこジャパンについても念頭に入れています」と展望を語れば「最前線で戦う方だけにわかる、”死んでもいいからココだけは突破したい!”という瞬間、そんな瞬間を、“苦しむんじゃなくて楽しもうよ!”という気持ちて切り取れたら…と思い作りました」と曲にかけた思いも紹介。

 さらには「全然スポーティーなアーティストじゃないとか言われちゃって、めちゃめちゃプレッシャーはありました」と心境も明かした。

 また、好きな選手については「皆さんとても素敵なんですが…あえて言うなら長友選手ですかね!? 実は(東京事変の)『スポーツ』というアルバムを(関係者づてで)お渡し頂いたこともあって。もともとファンなんです」と意外なエピソードも披露。「我々は彼らを見て、改めなきゃ!という気持ちになる…背筋が伸びるじゃないですか。楽しみながら戦って頂きたいですね!」エールを贈った。

 なお、スペイン坂スタジオでは現在、誰でも書くことができる、“サッカー日本代表応援絵馬”コーナーを設置。椎名林檎も『みなさまどうぞ楽しんでいらしてください。案じてます』と林檎のイラストと共に直筆メッセージをそえた。

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