第6回AKB48選抜総選挙の開票イベントが7日、東京・味の素スタジアムで行われ、AKB48握手会襲撃事件で負傷したAKB48の川栄李奈(19)が3万9120票を獲得して昨年25位・速報45位から大躍進して16位に、初めて選抜メンバー入りを果たした。

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 事件後初の公の場に立った川栄は深々と頭を下げ、涙ながらに「(体の調子は)大丈夫です。今回は皆さんにご心配をお掛けしました」と謝罪。続けて「すごく元気です。こんな素敵な場所を用意して待ってくれたファンの皆さんに感謝しています」とお礼の言葉を送った。

 昨年は圏外から25位の大躍進を遂げた川栄は今回の速報では45位。「毎日毎日ずっとくよくよしていて、毎晩毎晩泣いていて、この1年自分は何をしていたんだろうと思っている時に、今回の事(襲撃事件)が起きて。神様がこんなことを思うような私に喝を入れてくれたんだ、と思うようにしました。そしたら自然とやる気が出てきて、こんなところで立ち止まってはいけないなと思いました」。

 「私のピンチを皆さんがチャンスに変えてくれました。大好きなAKB48で何があっても負けずに頑張っていきたい」と宣言した。

 負傷した左手の甲には絆創膏、右手には包帯のようなものを巻いていた川栄は「ただいま!」と告げると、メンバーは涙ながらに復帰を祝った。また、同じく負傷した入山の近況にも触れ「連絡取っています。あんにん(入山)はまだ治療しているので」とも報告した。

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