それぞれの1年、そして個性
――このアルバムに向けて、この1年を動いてきた感じもします。この1年を振り返っていかがですか?
樋口なづな 沢山の夢を叶えられた1年でした。アイドルになったのも2019年でしたし、センターに立つことも出来て、夢だったソロライブも実現できて。夢が叶うたびに、自分だけではなくて、ファンの方や、スタッフさん、メンバーも一緒に喜んでくれて、自分の夢が自分だけの夢じゃないんだなと実感しました。これからは、自分の夢だけじゃなくて、周りの人の夢も支えていけるようなアイドルになりたいです。私の得意な歌とか、ブログを見て元気になれるというファンの方もいるので、発信力を高めていきたいです。
――自分の個性は何だと思いますか?
樋口なづな 個性に対して悩んでしまうこともありました。私はザ・アイドルが好きで、そういう仕草を研究してきました。SHOWROOMでも実践していますが、長時間の配信になると疲れてしまって。兄がいることもあって、強めの口調だねと言われることもあって。でも、ファンの方が「そういう部分もあるんだ、意外」と喜んでくれて。歌って踊ってアイドルをしている自分も好きだけど、他の自分も愛してもらえるんだと気付いたのが大きかったです。
井上真由子 私はゼロからのスタートだったので、自分自身、成長を感じた年でした。お仕事になると、色んな人が関わるので責任感が生まれて、精神面の含め成長することができました。それと、人前に出るお仕事を通じて改めて自分に自信がなかったことに気づいたけど、自分を知る機会にもなりましたし、自分が好きになれました。
――ファッションをやっていきたいと言っていましたが、個性は?
井上真由子 ファンの方には、おっとりしていると言われるので、マイペースが長所と言えるか分からないけど、そういう空気感があるということを言われて気付きました。
坂林佳奈 加入後は、振り覚え合宿もカレンダー撮影の機会もいただけて自分を追い込む環境でしたし成長しないと良いものを届けられないから、与えられた課題に対して、逃げないで努力してきた1年でした。
――そのなかで心が折れそうになったことはあった?
坂林佳奈 9月のワンマンライブのリハーサルが短くて、スケジュール的にも詰まっていて、新曲も覚えなくてはいけない状況の時に、頭のなかがパンパンになってリハーサルで動揺しちゃって踊れなくなったり、結構きつかった時期がありました。
阿部夢梨 沖縄遠征のとき「ご飯行こう?」って誘ったけど、「ホテル戻るね」と言ってて。
坂林佳奈 そんな時に、先輩から「休み必要だよ」と言ってくれたり、しおりちゃんは、個人的にLINEくれたりして、みんなの支えがあって乗り越えられました。合宿の時からこれ以上辛い事はないだろうなということを経験したので、この先何がきても乗り越えられるという気持ちにはなりました。
――個性は?
坂林佳奈 ミステリアスなこと…です。自分ではそうは思っていなかったけど、ファンの方から不思議だねと言われるので…(笑)。
阿部夢梨 私は色々な事に挑戦させていただいた2019年でした。第4章が始まって「ナツカレ★バケーション」で3年越しにセンターを務めさせていただいたり、海外へ行ったり、写真集を出したりと、怒涛の1年。個人的にも、グループ全体でも色々な経験を得て、人間的にも大きくなれた1年でした。
――阿部さんの個性はみんな知るところですが、新たな発見はあった?
阿部夢梨 実は小さい頃から、親にもっと努力しなさいって言われてきたんです。でも、今年に入って、学業と両立させたいと思って、勉強を頑張ったら、クラス順位で1位をとれて。そうしたら、先生とかから努力家だねと言われることが多くなって、自分って努力出来るんだって気付きました。アイドルになる前は、自分では努力しているつもりだったけど…。
――努力の仕方が間違っていた?
阿部夢梨 そうかもしれないです。自分の最善のやり方を2019年で見つけたと思う。
――幸愛さんは?
渡邉幸愛 1月にメンバー5人が卒業して、本格的に第4章が始まったんですけど、振り返ってみたら本当に濃くて。グループに加入して5年経って、今年6年目ですけど、MVで海外に行けたのも初めてだったし一年目の4期と一緒に初めての経験が出来たのが嬉しかったです。
――グループとしての手ごたえは?
渡邉幸愛 2020年に日本武道館の夢を掲げました。最初から簡単じゃないというのは分かっていたんですけど、正直難しい部分もあって、もっともっと頑張らないといけない気持ちなんですけど、この1年間で経験出来たことが沢山あって色々な事を乗り越えて、良いグループになれたと思います。
――グループの良い所は?
渡邉幸愛 4期が成長していく過程を見られるのが一番グループの推せるところ。メンバーそれぞれが楽しんでグループ活動ができている。今、一つの目標に向かって上を目指しているので、いいグループになれているのかなと思っています。
――楽しいと思えるところは?
渡邉幸愛 新体制に入ってから、制作に携わるようになりました。セットリストや構成って難しいと思ったけど、私たちの案を、スタッフの皆さんがきちんと形にしてくれるので、自分の案がライブに取り入れられたりして、自分も作っていると感じられるのが楽しいです。
――10月のライブも自分たちで考えた?
渡邉幸愛 2人で会議に参加して、このシーンはこんな感じの雰囲気でこの曲で行きたいというのは伝えました。
――自信がついた?
渡邉幸愛 自信というか、やりがいを感じます。自分が表に立って踊る楽しさのやりがいと、裏方の作っていくという方のやりがいも感じます。
――印象に残ったファンの言葉は
渡邉幸愛 毎回、成長しているという言葉。正直9月にストーリー仕立てでやるのが初めてで、不安がありました。ファンの方から新鮮で楽しかったという意見を頂いた時に、安心したのと同時に挑戦して良かったと思いました。
阿部夢梨 次はどんな曲を披露するのか楽しみと言ってくれると、4期はモチベーションにも繋がると思うし、嬉しい声が一番胸に残ります。厳しい声も胸に止めておかないといけないですけど、最終的に残っていくのは、嬉しい声です。




















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