足立梨花×白洲迅×板野友美「僕まだ」鼎談、リアルさが表れた撮影と音楽
INTERVIEW

足立梨花×白洲迅×板野友美「僕まだ」鼎談、リアルさが表れた撮影と音楽


記者:木村武雄

撮影:

掲載:19年10月17日

読了時間:約7分

伏せられた「板野作曲」、そのなかで起用

 オープニングテーマに起用された「君に贈るうた」だが、起用に至っては、板野が作曲したことは伏せられた状態で、幾つかの候補曲のなかからこの曲が選ばれたという。自身の楽曲が、出演作品で主題歌に起用されたことはあったが、他作品に提供するのは初めて。それもあってか、喜びはひとしおだ。「凄く光栄なことだと思います。アーティストとしてはずっとやりたいと思っていたので、私自身も放送が楽しみです」。

 作詞はこれまでもおこなっている。アーティストへの追及心が作曲へと向かわせたが、当初は、6月1日のワンマンライブ『板野友美 LIVE 2019』(マイナビBLITZ赤坂)で披露する楽曲の一つであり、ドラマタイアップは頭にはなかった。それを裏付けるように、自分が歌いやすいキーでメロディを構築した。

 そのなかで挑んだ初の作曲。新たな発見もあったという。「歌いやすいキーで作ったのにそれが逆に難しくて。自分に合ったキーだからと言って歌いやすいわけではないんだなって。歌いやすいキーだから張り上げてしまうし、意外と歌いにくいキーの方が上手く歌えたりして。色々考えさせられました」。

 白洲自身も趣味でギターを弾く。アイドルというイメージが強かったという板野への印象は変わったといい、「僕も作詞作曲に挑戦してみたことはあるんですけど、最後まで辿り着けたことがなくて。難しいからちゃんと1曲にすることって凄い大変だなと思う。だからこそ凄いなと思います」と称えた。

 しかし、板野自身は「やっぱり作曲は凄く難しいですね。作曲家の友人がアドバイスしてくれたからできましたが、まだまだだなと思うところがたくさんあります」と謙遜するが、アーティスト“板野友美”の可能性が更に広がったことは間違いないなさそうだ。

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