レポート
ラストアイドル、最高難度ダンスで魅了 乱れる髪、乱れぬパフォーマンス
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ラストアイドル
ラストアイドルが10日、東京・明治神宮外苑で開催の『神宮外苑花火大会』のオープニングアクトに登場。新曲「青春トレイン」を初披露した。
歩く芸術を成功させたラストアイドルは現在、「バブリーダンス」で話題になった、大阪府立登美丘高校ダンス部コーチ・akane氏のもと、最高難易度のダンスに挑戦している。細かく複雑な振りのうえに圧倒的なスピードとキレが求められる。
番組では悪戦苦闘の様子が映し出されているが、初お披露目となったこの日のステージではそれを感じさせない堂々としたパフォーマンスをみせ、会場を沸かせた。
まだ青空がのぞく頃、真っ白な衣装を身にまとった44人が登場。まずは、“歩く芸術”の「団体行動」要素を取り入れた「大人サバイバー」を披露。続けて新曲「青春トレイン」を初披露した。
運動量の高い振りに、スピードとダイナミックさが合わさったパフォーマンス。ステージの揺れも激しい。髪は乱れ、スカートの裾も舞う。そうしたなかにあっても一糸乱れない。そうしたポテンシャルの高さに場内からは大歓声。ラストアイドルの存在感を見せつけた。
歌い終えたメンバーの額には汗。「最後まで楽しんでください」という挨拶も息を切らせながらだった。パフォーマンスの激しさは、肩を上下に揺らし呼吸する姿が物語っていた。
しかし、ステージ去り際に見せた笑顔からは達成感が満ち溢れていた。
撮影=木村陽仁
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