predia「一緒にいたいと思ってもらえるグループに」新体制で目指す新たな夢
INTERVIEW

predia「一緒にいたいと思ってもらえるグループに」新体制で目指す新たな夢


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年06月11日

読了時間:約13分

未知の領域もあった「NAKED」

predia

――今回新体制初のシングルということで、この「NAKED」が表題曲に選ばれたのにはどういった経緯があったのでしょうか。

村上瑠美奈 選曲会議に私達も参加して候補曲は何十曲もあったんですけど、全部みんなで聴いて決めさせていただきました。。初めて聴かせていただいた段階でみんな、すごくキャッチーで耳が残るので「NAKED」をすごく気に入ってました。今のこの6人でこの曲を歌ったらすごく格好良いものになるんじゃないかなと思いました。

まえだゆう 私もめちゃくちゃ格好良いなと思いました。最初聴いたときはバリバリ踊るような楽曲だと思ったんですけど、実際はキャッチーな感じの踊りだったので、それがまた良いなと思いました。これを6人でやるという未知の領域もあったんですけど、押し通して良かったです。

村上瑠美奈 「花鳥風月 -All beauty-」と「NAKED」でどちらを表題曲にするか結構悩みました。それもあってレコーディングしてみてから決めたんです。

まえだゆう レコーディングして6人全員が今回は「NAKED」だと一致したので、思っていることはみんな一緒だなと嬉しかったです。でも大体いつも一致するんですけど(笑)。

――同じ感覚なんですね。さて、その表題曲を争った「花鳥風月 -All beauty-」はいかがでしたか。

桜子 最初に入っている鳥の鳴き声のような音とか今までにない、prediaでやったことのない曲です。オシャレなのでprediaで踊ったらすごく格好良い曲になると思いますし、(取材時は)まだ振り入れはしていないんですけど、絶対素敵なものになるだろうなと感じています。

――和風のタイトルですけど、情熱的な感じもありライブでも盛り上がりそうですよね。歌詞も現代社会の一コマを切り取っていて興味深いです。

湊あかね 特に<たまにスマホ置いて 美しい世界 震わす胸>というところが、私がスマホ依存症だと気づかされました。

――今はなかなか手放せない、置いては行けないですよね。

湊あかね もう無理です(笑)。なので昔の人ってすごいなと思いました。

沢口けいこ 私も携帯世代なので小学校の頃からバンバン使ってました。

水野まい 私は中学校までは持っていなかったので、使い始めたのは高校からでした。実は私、敢えてスマホを置いて出かけることもあるんです。ちゃんと周りを見たりとか、自分が行ったことがなかったところに行ってみたりしています。冒険する感覚で出掛けます。

桜子 スマホを置いていくのは無理ですけど、外に出たときはイヤホンで音楽はあまり聴かないようにしています。その時に自然と入ってくる音に耳を傾けたいなと思っていて…。例えば人の話とか(笑)。

――人の話(笑)。

桜子 格好良く言ってはみたものの、人の話なんですけど(笑)。

――確かに面白いとは思うんですけどね。さて、気を取り直してもう1曲の「One More Starting」は希望に満ちた感じでこれもまた良い曲ですね。

沢口けいこ ライブで盛り上がる曲だと思いますし、この曲のキラキラ感が今回のシングルの中だと個性になっていると思います。prediaがキラッとした曲を歌うと可愛いだけではなく格好良い、「大人可愛い」見せ方も出来るということと、きっとファンの方達の評判もいいだろうなと思って選ばせていただきました。

――そこは重要ですよね。

沢口けいこ prediaとして大きくなっていくためにもファンの方はずっと一緒にいてほしい大切な存在なので、私達が表現したいこととのバランスでいつも選曲しています。あと、この曲の<「まだいける」って思う一瞬があれば>という歌詞が大好きなんです。

――ご自身たちの心境とリンクする部分ですね。皆さんは今回の収録されている曲の中でお好きな歌詞の部分はありますか。

村上瑠美奈 私は「NAKED」の<Hello Goodbye Dead or Alive でも逢いたい…触れたい>のところが気に入っています。気持ちがちぐはぐで矛盾しているけど、生きていたら起こり得ることなので当てはまることも多いですし、人間っぽくてお気に入りの歌詞なんです。

まえだゆう 「NAKED」の自分のパートなんですけど、<じゃなきゃツマラナイよ>というところは、気持ちも入りやすくて楽しく歌えたのでお気に入りです。

湊あかね 私は「NAKED」だったら<夢見た少女はいつの日か 女の笑顔を身にまとい ニセモノの涙 やさしさの刃>という歌詞が好きです。騙すというわけではないんですけど、すごく共感できました。

桜子 「One More Starting」の<切り替えは器用じゃないけど 悩んでる暇はないよね 現実を期待が追い越すから>ところが、まさにprediaの変化、10人から6人になった気持ちを表しているなと思いました。

――そういったところも踏まえた歌詞になっているんですね。

桜子 曲を作ってくださっている阿久津(健太郎)さんはずっとprediaの曲を書いてくださっていて、近くで私達を見てきてくれていたこともあって、歌詞で私達の気持ちを書いてくださっていることも多いんです。

――気持ちが反映された歌詞は嬉しいですよね。まいさんのお好きな歌詞は?

水野まい たくさんあるんですけど、「花鳥風月 -All beauty-」の世界観がすごく好きなんです。自分のパートなんですけど<Open arms,I want to be free bird>がお気に入りです。レコーディングの時に「神が降臨してくるような感じで歌ってほしい」と言われたんですけど、これからどう表現していけるかというのも楽しみなんです。メインの歌詞の裏で歌っているので、今までにやったことのない感じなんです。

――神が降臨してくるようなって難しそうですね。

沢口けいこ まいまいはそれが得意なんですよ。オペラみたいな神の歌声を持っているんです(笑)。

この記事の写真

記事タグ 

コメントを書く(ユーザー登録不要)

関連する記事