predia「一緒にいたいと思ってもらえるグループに」新体制で目指す新たな夢
INTERVIEW

predia「一緒にいたいと思ってもらえるグループに」新体制で目指す新たな夢


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年06月11日

読了時間:約13分

 6人組アイドルグループのpredia(プレディア)が6月12日、通算9枚目となるシングル「NAKED」をリリースする。「可愛いだけじゃ物足りない。大人の遊び場へようこそ」をキャッチフレーズに日本一セクシーな“惚れる大人アイドル”として、他とは一線画すアイドルグループで、確かな歌唱力で多くの人を魅了する。今年2月2日にTOKYO DOME CITY HALLで開催した『predia tour “THE ONE” FINAL ~Supported By LIVEDAM STADIUM~』で4人が卒業し、追加メンバーも募集しつつ現在6人体制で邁進するpredia。6人となったことで、より個々の役割が明確になった、という彼女たちに「NAKED」収録曲についてや、個々で頑張っていることなど話を聞いた。【取材・撮影=村上順一】

思っていた以上に脱いだミュージックビデオ

――現在、新体制での活動中ですが、6人での活動はどうですか。

村上瑠美奈 お披露目するまでは不安な気持ちと、「頑張って行くんだ」という気持ちがありました。ライブを6人で初めてやってみて、その時のお客さんの反応だったり、6人でも10人の時以上のものをこの先見せていけるなと感じることが出来たので、ホッとした部分もありましたし、自信にも繋がりました。今までも一緒にやってきたメンバーなんですけど、また違ったバランス感になった感覚もあって、それぞれの見せ方とか責任など考え直すきっかけにもなりました。また平成から令和に変わって心新たに頑張ろうという気持ちです。

まえだゆう もう瑠美奈のコメントが完璧すぎて何を言っていいかわからない(笑)。私は卒業した4人の気持ちも引き連れつつ、責任感を持って活動していかないといけないなと思います! 10人だったときは甘えもあったんですけど、ちゃんころぴー(まえだゆう)自身もしっかりしないといけないなと感じています。

湊あかね やっと6人というものに慣れてきた感覚があります。ちょっと気持ちにも余裕が出てきて、ライブを重ねてきて10人だったときよりも個々の役割が明確になってきたと思います。ここで話すのはちゃんころぴーだなとか、自然と決まっていきました。

まえだゆう MCを引っ張ってくれていたメンバーが卒業してしまったというのも大きいです。私たちのキャッチコピーを言う人もいなくなってしまったので…。そんな感じなんです。

桜子 めっちゃざっくりまとめるね(笑)。

村上瑠美奈 頭痛が(笑)。

――大丈夫ですか(笑)。桜子さんは6人での活動はどういうお気持ちですか。

桜子 よくお客さんから言われるのが、10人でやってきたエネルギーが残りつつの6人になってきていると言ってもらえています。正直、そう言ってもらえる前に自分でもそう思っていたんですけど(笑)。

――そう思っていたのがファンの方にも伝わって。でもメンバーが卒業して寂しい気持ちはありますよね?

桜子 メンバーの絆が強かったので、いなくなってしまって「寂しいな」という気持ちではなく、全員前向きにやってやるぞという気持ちのほうが大きかったんです。

――5月6日には新体制初のワンマンライブもありましたが、実際やってみていかがでした。

水野まい 全然自分の中で違和感もなく、このライブでこれから何年も頑張っていくぞという向上する気持ちがでました。今回は「ゴールデン運動会」という今までやってこなかったことも取り入れたんですけど、今後も新しいことに挑戦していって進化し続けたいです。

沢口けいこ 今までは慣れてしまっているところというのが少なからずあったと思うんです。こうやったらこう見えるんじゃないか、というのもわかりました。6人となると手探りなところも沢山あって、自分が感じるもの全てが違ったので、どういう見え方になっているのか予測できなかったんです。リリースイベントでやっと身体が慣れてきて、 そこからのワンマンだったので何かしらの反響が得られたんじゃないかなと思います。

――某掲示板ではかなり反響があったと聞いています。

沢口けいこ 「ゴールデン運動会」の部分ですね(笑)。「掲示板見たよ」と私が言ったら、そこからまた荒れるという…。でもそんな中、すごくポジティブな書き込みがあって嬉しかったんですけど、「お前沢口だろ」とか「桜子登場」って書かれていて(笑)。私達はまだ書き込んでないですから!

――私はそのお話を聞いて「どんな運動会だったんだろう?」と興味が湧いて観に行きたくなりました。さて、新体制初のシングル「NAKED」がリリースされます。ミュージックビデオがかなりセクシーに仕上がってますね。

村上瑠美奈 これはメンバー全員、同じ気持ちだと思うんですけど、自分たちが思っていた以上に脱いだなというのがあります…。

――最初プロットを見たときはどう思われたんですか。

村上瑠美奈 プロットの時点では「軽く脱ぎます」みたいな感じで、シルエットで使ったりとかそんなふんわりとしたニュアンスで書かれていました。実際に現場に行ったらすごくしっかり撮るじゃんみたいな(笑)。

沢口けいこ ハンガーラックに衣装が掛かっていて、見たらほとんど下着だったんです…。前日にその写真は送ってくれていたんですけど、現物はその時初めて見て「これ本当に着るんだ、大丈夫かな…」みたいな感じでした。なので、朝イチからワチャワチャしてました。

村上瑠美奈 下着のシーンはソロショットが多かったので、それぞれテイストが違うんです。あかねさんは色気がありすぎて、これは使えないだろうという感じで(笑)。けいたん(沢口けいこ)はアイドルっぽい可愛らしい感じだったり。

沢口けいこ その中で意外とまいまい(水野まい)がガッツリ脱いでました(笑)。

水野まい 私がトップバッターだったので、周りから「出来る?」と聞かれたので「出来ます!」と言って脱ぎました(笑)。

――流石ですね。ちなみにハプニングとかなかったんですか?

沢口けいこ ハプニングはなかったんですけど、ちゃんころぴーがずっとふざけていて、マジックのアシスタントみたいに「じゃ~ん」とか見せてくるんです。

まえだゆう ふざけてないよ~(笑)。私は真剣にやってました!

桜子 下着を投げるシーンとかあるんですけど、ちゃんころぴーはもう適当で(笑)。

沢口けいこ くるくるポーンみたいな(笑)。

湊あかね そんなこともあって、撮影は一日掛かったんですけど、すごく楽しかったです。

――皆さんのお話からそれがすごく伝わってきました。楽曲の格好良さと相まってスタイリッシュに仕上がっていますよね。

村上瑠美奈 ありがとうございます。最初は男性からどんなイメージで観られるのかなと思ったんですけど、「カッコいいね」という意見がすごく多くて、それは嬉しかったです。

――それは嬉しいですね。楽曲についてお聞きします。歌詞に<From the time beyond the 21 age>という部分があるのですが、この21 ageというのは何を表しているのでしょうか。

沢口けいこ これは21歳というのが女性にとって変化が多い年齢ということと、あとprediaを始めた年齢が21歳のメンバーが多いというのも掛かっていると思います。そして何よりゴロが良いんです(笑)。

――歌なのでそこは重要ですよね。レコーディングではどのような気持ちで歌ったのでしょうか。

湊あかね 気だるい部分だったり、女性が年齢を重ねるに連れて変化していくところを歌っている曲なんです。私は「こういう子っているよね」と思いながら歌いました。

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