【インタビュー】SOLIDEMO「培ってきたもの全て注ぎ込んだ」桜menとのコラボで見せる可能性【音楽】

僕らとカラーズとの約束

――『ブラック・クローバー』のEDテーマという部分でも、合っているんでしょうね。

シュネル　世界感を合わせた歌詞になっています。『ブラック・クローバー』のテーマが“夢や友情”なので、そこは僕たち自身も共感するので、歌っている僕たち自身にも響いてくるものがあります。

手島章斗　＜五線譜＞とか＜Melody＞という歌詞が出てくるのが僕たちらしい部分なので、僕たちの歌という部分でもすごく寄り添ってくれる歌詞になっています。

手島章斗

――『ブラック・クローバー』の原作漫画は読んでいますか？

木全寛幸　僕は、少年ジャンプで連載が始まった時から読んでいます！

――メンバーで漫画を回し読みしたり？

木全寛幸　学生時代は、友だちとしましたけど。

佐脇慧一　今はタブレットで読むことが多いので。

シュネル　メンバー同士で面白い漫画を教え合って、おすすめを読んだりアニメを観たりするっていう感じです。

――MVは、桜menのメンバーと撮影していますね。ト音記号のオブジェが出てきますが、あれにはどんな意味が？

シュネル　歌詞に、＜ト音記号＞が出てくるので。

佐々木和也　ト音記号は出てこない。五線譜！

シュネル　それ。五線譜って言いたかった（笑）。

佐々木和也　あれは僕らボーカルグループとしての魂と言うか、僕らが歌をやっている意味の象徴みたいなイメージです。だから、すごく素敵なシンボルだなって思いました。

佐々木和也

向山毅　ト音記号って、五線譜の最初に描いてあるじゃないですか。歌詞も新しいことの始まりを歌っている部分があるので、４月に進学や就職して新生活を始めた方の、背中を押せる応援歌のような曲にもなったなと思います。

――Dメロの歌詞には、＜あの約束今も道標にして＞というフレーズが出てきます。みなさんの中では、約束という言葉はどんな意味を持ちますか？

山口智也　Collars（カラーズ＝ファンの呼称）のみんなと武道館に行きたいと、デビュー当時から話しているので、それは僕らとカラーズとの約束だなって思います。

中山優貴　カラーズのみんなは、それを信じて応援してくださっている。その約束を果たすために、全力で頑張らないといけないなという気持ちです。

中山優貴

佐々木和也　僕はそのDメロを歌っているんですけど、そこでは斜め45度上を向いて歌うんです。約束や自分の目標、自分がこうなりたいという思いを歌っているので、どうしても未来を見つめる感じで、自然と上を向いていますね。

――桜menのメンバーとは、どんな話をしましたか？

佐脇慧一　桜menの三味線奏者の匹田大智くんは、年齢が僕より１歳下なんですけど、地元が大分で同じなんです。話したら４～５人共通の友だちがいて、現場では大分トークで盛り上がりました。当時はまったく接点もなかったんですけど、今回まさかの繋がりが発見して驚きましたね。同じ地元の人が活躍していて、こういう場所で一緒に仕事をできるのはすごく嬉しいです。

木全寛幸　あと、桜menの４人とSOLIDEMOから４人が映るというシーンがあったんですけど、画角の問題でSOLIDEMOを全員入れることができなくて。結果的に、“桜men with 木全寛幸”になっているシーンがあるので、そこは見どころです（笑）。探してみてください。

――MVの映像も、どこか和を感じます。日常生活で和を感じる瞬間や、日本人で良かったと思う時はありますか？

シュネル　今の季節は桜が咲いていて、桜が咲いているとつい観ちゃうし、写真を撮ってしまいますね。他の花ではやらないのに桜だとやってしまうのは、やっぱり自分は日本人なんだなと思います。

山口智也　何だかんだで、みそ汁を飲んでる時は、日本人だなって。

手島章斗　俺もそう！

――みそ汁の具で、生まれ育った地域性や性格が出そうな気がします。お好きなみそ汁の具は何ですか？

シュネル　僕は、石蓴（あおさ）です。寿司と合うんです（笑）！

向山毅　僕は、玉ねぎを山ほど入れます。

佐々木和也　油揚げは鉄板。細切りにして入れるのがこだわりです。

佐脇慧一　赤だしで豆腐を入れます。地元では毎日いりこ出汁だったから、東京で赤だしが好きになって。豆腐が、より美味しくなるし。