BALLISTIK BOYZ「世界基準で戦えるグループに」個性豊かな7人の素顔
INTERVIEW

BALLISTIK BOYZ「世界基準で戦えるグループに」個性豊かな7人の素顔


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年05月21日

読了時間:約14分

世界基準で戦えるグループになりたい

――違う色が入ることでまた幅が広がりますよね。さて、アルバム『BALLISTIK BOYZ』でメジャーデビューされます。ちょうど7曲入っているので、お一人1曲ずつ聴きどころを教えて頂いても良いですか。

加納嘉将 僕が特に気に入っているのは6曲目に収録されている「NU WORLD」です。この曲は僕たちが活動するにあたって初めて頂いた曲のひとつなんです。もう一曲は「PASION」なんですけど。自分たちも良い緊張感を持ちつつ、「やっていくぞ!」という気合いも乗っていると思います。歌詞は新時代、新世界を切り開いて行くという決意が表れています。聴いて頂いた方にはそれを感じて頂ける曲になっていると思います。<いま歩き出そう>という歌詞が気に入っていて、この7人が集まって1年が経ちますが、このデビューからがスタートという気持ちでレコーディングしました。

――海沼さんは?

海沼流星 自分が苦労した一曲なんですけど、3曲目に収録されている「Make U a believer」です。この曲を頂いた時は音もメチャクチャ格好良くて印象的でした。なので、この格好良さを表現するのに苦労しました。今の自分たちについて来て欲しいという強いメッセージがあって、これからの自分たちに期待して頂けるような曲に仕上がっているので、よりBALLISTIK BOYZを楽しみにして頂ける1曲だと思います。

――砂田さんはいかがでしょう。

砂田将宏 僕は2曲目に収録されている「PASION」です。情熱というタイトルの通り、凄く熱い曲に仕上がっています。ラップももちろんですが、特にサビのビートが一回聴いただけでも印象に残ると思います。この曲は先輩のP-CHOさんによるプロデュースチーム・OLDMAN WILDIN’(O.M.W.)に制作して頂いた曲なんです。この曲も「NU WORLD」と同じく最初に頂いた曲で初めてレコーディングさせて頂いたひとつなので、それもあってすごく気合いも入った一曲になりました。そして、人前で初めて披露した曲も「PASION」だったので、ファンの方の中では一番浸透している曲だと思いますし、ラテンナンバーということで他の曲とはまた違った色もあり、武者修行のライブでもこの曲を1曲目にやることによって、「やるぞ!」という気持ちにさせてくれます。

――O.M.W.のお三方にもレコーディングに付き添ってもらって?

砂田将宏 ずっと付き添って頂いて、アドバイスを沢山頂きました。それもあって、凄く細かいところまで詰めた作品になったと思います。

――続いては松井さん、お願いします。

松井利樹 4曲目に収録されている「Blast Off」です。この曲は他の曲と比べても力強さは一番だと感じています。リリックも一つひとつのフレーズが力強いですし、サビも凄く盛り上がると思います。自分自身が世界へ向けて戦っていきたいという夢と凄くリンクする部分があって、歌詞の中にも五大陸を突き進んでいくという意味も込められています。そこに注目して聴いて頂けたら嬉しいです。

――この曲の<I Know. It’s my day>のところが気に入っているのですが、この部分はどなたが歌われているんですか。

深堀未来 そこは僕が歌っています。このレコーディングは花粉症がひどくて何度も録り直したのを覚えています。

――花粉症でのレコーディングは辛いですよね。松井さんはレコーディングはいかがでした?

松井利樹 僕の新しいキャラクター、新しい自分を見つけられたレコーディングでした。そして、凄く難しかったです。苦労したんですけど、アドバイスを頂きながら納得のいくものが録れました。

――日高さんお願いします。

日高竜太 僕はリード曲にもなっている「テンハネ -1000%-」です。僕個人としてもこの曲は大好きですし、今の僕らを代表するような等身大の想いやフレッシュさが歌詞にもあって、今の自分たちだからこそ合う、ピッタリな一曲だと思います。なので、レコーディングをする時も勢いと力強さというものを意識しましたし、この曲をきっかけに駆け上がって行きたいと思いながら歌い上げました。どの曲もそうなんですけど、歌詞をしっかり読み込んで、どう歌うべきかを考えてレコーディングに臨みました。

――奥田さんお願いします。

奥田力也 僕は「BADDEST FIRE」です。タイトルにもFIREと入っていることからもわかる通り、この曲も情熱が感じられる一曲になっています。夏に似合うと思いますし、サビがキャッチーなので覚えやすい曲だと思います。今後ライブで披露していく中で、お客さんにも是非覚えて頂けたら、より盛り上がれる曲になっていける曲です。それこそ、ステージでの演出で炎が噴き出したり、凄く男らしい部分を打ち出せるのではないかなと思います。

――凄くワイルドな一曲でライブが楽しみです。ラップで気に入っているところは?

奥田力也 <Like a 真っ赤な太陽にかけるガソリン>という、ちょっと危険な匂いのする歌詞の部分はラップをすると凄く格好良く、堂々とした振る舞いが歌詞に表れているので男らしくて良いです。

――ありがとうございます。最後は「Crazy for your love」を深堀さんお願いします。

深堀未来 他の6曲は勢いもあって、僕らの雰囲気を凄くわかりやすく伝えていると思うんですけど、この曲は唯一のバラードなんです。この曲もストレートで等身大の自分たちを表していると思います。英語が喋れるメンバーも居るので英語の歌詞が多く入っていたり、この曲を通して普段感じられないBALLISTIK BOYZを届けられたらと思います。

――どのような思いで歌い上げましたか。

深堀未来 ラブソングということもあって、理想の女性だったり異性を思い浮かべながら歌いました。そうしないと歌詞がしっかり伝わらないと思ったので、気持ちを乗せられるように努力しました。

――気に入っている歌詞のフレーズはありますか。

深堀未来 サビの最後に出てくる<隣にいてほしい Crazy for your love>です。ヨッシーが歌っているんですけど凄くストレートな表現で気に入っています。

――そこはすごく印象的でした。最後に皆さんが目指すアーティスト像を教えてください。

砂田将宏 日本国内では先輩方のようにドームツアーをやれるようになるというのが目標にあります。でも僕たちは新しい形のグループなので、新しいことをしていかないとこのBALLISTIK BOYZが出来た意味もないと思っています。世界進出を本気で狙っているので、ワールドツアーも当然視野に入っていますし、Billboardのランキングだったり世界基準で戦えるグループになりたいというのが一番の目標です。

――その中で今年はどのくらいまでいけたらと思っていますか。

日高竜太 今年デビューなので偉そうなことはあまりいえないのですが、新人アーティストとして勢いがあれば、ありえないことも叶っていくと思っているので、たくさんの夢を目標にしながら活動していきたいです。

(おわり)

ヘアメイク/大木利保
ヘアメイク/ 藤原早代
スタイリスト/KENDY

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