橋本絵莉子、完結後初仕事は又吉とMC　ゲストとの音楽談議に刺激　弾き語りも

柴田隆浩・小山田壮平・田辺マモル、収録後インタビュー

――収録を振り返って感想をお願いします。

柴田　長丁場で誰かの歌を聴いて呑んで歌ってというのは初めて。暗いところの素が出てしまいました。本当はアーティストぶりたかった。みんなの歌を聴いて凄いなと思って。俺は俺で行くしかないんだなと。凄く面白かったです。

田辺　10年ぶりに人前に出てきたので。皆さんの引き立て役になればと思って出てきたんですけど、人と会うのすら怖かった。皆さん良い人。ミュージシャンは裏表がない良い人ばかりなんだと再認識しました。

小山田　僕も田辺さんに会えたり、皆さんに会えて、それで好きな歌を歌って。きょう会った人たちが歌声に呼応するように歌声を重ねていって。すごく素敵な夜になったと思います。有難うございました。

――ＭＣと共演はいかがでしたか。

小山田　『火花』を去年読んだ時に面白いと。会いたいないと思っていて。えっちゃん（橋本）とも久しぶりだったんですけど、柴田君も久しぶり。みんな元気にこれからも表現活動、生活をして、再会できる日があったら楽しく乾杯したい。

田辺　２人は初めてお会いしたので緊張していたんですけど、僕も小説全部読ませて頂いて、小説からは凄く人間観察、人間の醜いところを含めた表現がいっぱいあるので、怖いなと。

柴田　わかる！

田辺　見透かされているような。

柴田　そうそう、お前はどれだけ面白い人間だ。そういうテスト見たいな。

田辺　そのなかでも横顔みたら凄く楽しんでいらっしゃったので、安心しました。橋本さんは、音楽は当然知っていたけど、とにかく可愛いかった。

柴田　天使ですね。会うつもりはなかったので、きょうは会わないほうが良かったんじゃないかと。

田辺　会ってがっかりする人と、なおさら良かったと思う人がいると思う。

柴田　良かったとなるに決まっている！　知られたくなかったと思った、会わない方が良かった。やっぱり俺はくそカス。又吉さんは優しい方。ずっと人間を見ている方。この人は何を考えているんだろうとか、何を伝えようとしているんだろうとか。じっくり見てくれる人。

小山田　出された弁当を食べていたら、この後ごはん食べるけど大丈夫？　と言ってくれて。

田辺　歌詞もしっかり聞いてくれて。

――今後の活動は？

柴田　ツアーを４月からやります。好きなバンドを呼んで２マンツアーをやるので来てください。

田辺　きょう終わったのでしばらくまた休もうかな(笑)

柴田　僕のライブに来てください！　2マンでお願いします。

田辺　短ければありがたいです（笑）。

小山田　岡山のフェスや、ライブがあります。ちょくちょく弾き語りをやりながら、計画をしているものもあるけど、ぼちぼちやらせて頂ければ。